企業の内部留保は３５０兆円もあるそうですが、なぜこれをどんどん投資に使ってくれないんですか？

Answer 1

企業経営には山あり谷ありの経済環境があります。
歴史的には、まさかというリーマンショックや、1929年の世界恐慌が起こります。

大企業になるほどその日暮らしの生活はできません。何万人の従業員の生活がかかっているからです。

1990年代の山一證券や北海道拓殖銀行の倒産を考えてみてください。過剰な投資に走ったから倒産しているのです。
従業員は、路頭に迷い、社長は泣いて記者会見をすることになりました。

企業の内部留保は、必要不可欠な私的な企業財産でしょう。

質問者からのお礼コメント

なるほど、みなさん、ありがとうございました！

Answer 2

企業が350兆円の現預金を貯めこんでいると誤解されてるのかと。
設備投資にあてられているものも内部留保。日本は内部留保の1.6倍の設備投資を行っているとの説もあります。
財務省発表は、内部留保とならないもの、社外流出するもの、とりわけ給与にまわせ、との意図もあるのでしょう。賃金アップ世論の内圧として作用するのが狙いでしょうか。
企業の利益→賃金増→消費・需要拡大→企業の利益→賃金のさらなる増加、そしてこのサイクルの一番大きな目的は税収の増加です。

Answer 3

3年後5年後10年後も景気が良い事が約束されているか、もしくは景気が悪くなっても政府が助けてくれる安心感があればどんどん投資するでしょう。
しかし、景気の良い時は「内部留保出せ出せ」と言われて「はいそうですか」と投資しても、景気が悪くなった途端「自己責任だバーカ」と国民からも政府からも言われることが目に見えていれば、投資せずに自己保身しようと思うようになるでしょう。
リーマンショックの記憶が新しいですからね。

Answer 4

じゃあ 君の貯金を

どんどん投資につかうかな(´・ω・`)?