VWの不正排ガス問題で、なぜ16年式の型式認定不認可でVWは ギブアップしたのか？ アメリカ市場で１６年以降のディーゼル販売を中止すれば、VWは 不正を認めなくて済んだのでしょう？

Question

決め手は当局から不正ソフトの利用を白状しなければ、16年以降の
型式認定、つまりアメリカでのディーゼル販売を認めないという脅し
があり、これに屈したことですよね
当然、ドイツ本社と協議したはずで、これを正直に認めれば数兆円とも
言われる現時点での巨額損出を出さずに済んだと思います
もともとアメリカでの販売は48万台程度と少ないので、あくまで不正は
ないと言い張り、引き換えにアメリカでの販売停止とを天秤にかけた
はずですよね
どちらが会社の損益にとって重要かは、アメリカ販売を停止したほうが
得だったはずではないでしょうか？
そして、ほとぼりのさめた４，５年後に次世代エンジンで型式認定を受ける
とかの方法もあったと思います。
もしかして、利益よりも社会的道義心で白状したのでしょうか？

Answer 1

この一件2014年12月にＶＷはリコールで対応すると米国環境省と約束していました
リコール後の再調査で不具合が是正されて無い事が発覚し米国環境省が激怒しちゃったのです

2014年12月の時点でドイツ本社の役員会のリコール承認が合ったと言う事です
誤魔化せると考えていたのでしょう
この時点で正直に対応？
秘密裏にプログラムを是正していれば米国環境省を激怒させる事もなかったのです
制裁金を課せられる事もありません
※リコールを不誠実に行った事が発覚の要因なのです

二重プログラムの不正が必要だったのは米国だけで、ゆるゆるのEURO5規制の欧州には二重プログラムは必要なかったのに何故 搭載したのか
欧州向けの製品に搭載されている事を最初は知らなかったのでしょう

財務や販売部門は知らなくても部品調達 製品部門や法務部門は最初から認識していたでしょう
開発部門が米国向けとしていても製造部門でコスト削減から米国と同じ物を使ったのでしょう

質問者からのお礼コメント

回答ありがとうございます！
勉強になりました。

Answer 2

２０１４年の夏前にデータが変だと調査結果が出てて
その理由を問いただして改善を指導していたけど直らなかったから
発表をしたでなかったっけ？

Answer 3

その質問は「不正は社内では知られていた」が前提で成り立つので現実はそうでは無かったのでしょう。
社内でも知っていたのはごく一部の実行した部署だけだった場合は、「2016の認定が取れないから社内調査しろ」となって、不正が明らかになったので社会正義が社内利益に勝った結果、発表したのでしょう。

上層部の大部分は本当に知らなかったが不正を確認したので隠さず発表したのでしょう。