スズキ Kei のみんなの質問

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空気圧について
長文失礼します

先日何年ぶりかのスタンドで給油しました。
店長っぽい人が”タイヤがつぶれてる”と、空気を入れてくれました。
何も見ずに”前2.5 後2.4” といって入れて

ました。スタンドを出るとき、”1.4しか入ってなかったよ、今まで少なかったから、ことこと気になるかも”と言ってました。
運転すると ハンドルは軽く、ことことが気になります。
一年半ほど前、今のタイヤを付けた時には、規定値に合わせましたが、数字は覚えてませんでした。
数日たって、そおいえばと ドアを開けて規定値を見てみると 前後1.8でした!
車は スズキのkei。165/65/15 81S です。goodyear GT-eco stage です。空気圧は1.8でいいと思います。直に1.8に合わせました。 そのスタンドはその後行ってません。その道を通ることが少ないので。
そして 何か月後かに また たまたまそのスタンドに行くことがあり。行きました。
以前のことはすっかり忘れていましたが、給油中にふとサイドミラーを見ると、勝手にタイヤの空気を入れてました。きくと、2キロしか入ってないよとのこと。ちなみにこの時の車はステップワゴンRF3です。”2.8にします。外国製は高めがいいですよ” というので、規定値を見ると 前2.4 後2.2でした。タイヤはBERUIBO RC23 205/55/16 91vです。E4の表示があります。
その場は 標準でいいといって 2.4-2.2 にしてもらいました。
そのご 空気圧のことを色々調べると keiは1.8-1.8でよさそう。ステップワゴンは2.6-2.4になるのかな という感じです。外国製タイヤは空気圧たかめというのもある意味ただしいのかなと。
空気圧を見てくれるのはいいけど 一言言ってほしいと思います。自分で好みに調整してる人もいるでしょうに。
みなさんこんなスタンドどう思われますか?
また上記2車種の空気圧はこれでよいでしょうか?
宜しくお願い致します。

補足

皆さん回答ありがとうございます。 ステップワゴンにこのタイヤでは2.5-2.4でしょうか。調べ直しましたが間違ってたら訂正していただければ幸いです。 Keiのサイズは間違いありません。 断る前に空気を入れられていました。ビックリです。 Keiのときは最初は感謝しましたが、入れすぎに気づいて 腹がたちました。

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ベストアンサーに選ばれた回答

最初に指定空気圧の考え方からご説明します。まずはよく話題に出るロードインデックス(以下「LI」とします)から。

■ ロードインデックス

LIは耐荷重性能を示しますが、タイヤ内の空気容量が多いほど、耐荷重性能がも高くなるのでLIも高い値が割り振られます。インチアップをすると、車輪全体ではホイールの体積が増える代わりにタイヤの空気容量が減るので、LIも低い値になります。また、タイヤの空気圧を高めるとより高い耐荷重性能が得られます。

日本のタイヤ銘柄はJATMA規格です。グローバルスタンダードはETRTO規格ですが、ETRTOにはSTD(STANDARD)規格とRENF(REINFORCED)規格=EXTRA LOAD規格があります。JATMA規格は240kPaまで、ETRTO STD規格は250kPaまでの性能保証となっておりこの両者は近似値です。これよりも高い290kPaまでの性能保証で設計されているのがETRTO RENF規格となっており、高めの空気圧を入れることで性能を発揮するタイヤです。これは空気容量の少ない偏平率45以下のタイヤで多く設定されており、タイヤサイズの末尾に「XL」という文字が記載されましす。 「E4」というのはECE=国連欧州経済委員会の規格のことで、これをクリアしないと欧州への輸出ができないことになっています。

■ 指定空気圧

上記で説明したLIは、耐荷重能力を下回らなければ大丈夫ということです。指定空気圧というのは、自動車メーカーとタイヤメーカーがテストを繰り返し、純正タイヤを指定し、運動性能と乗り心地と燃費性能や耐摩耗性能をバランスさせて設定された空気圧です。なので、同じサイズでもタイヤ銘柄が変わっただけで、指定空気圧も変わってしまう可能性があります。サイズが変われば指定空気圧とは異なった空気圧にするのが自然です。

■ SUZUKI Kei

以下、SUZUKI Keiの純正タイヤサイズと指定空気圧です。純正タイヤは3種類あります。LIは低いほど、耐荷重性能を補うために高い指定空気圧になっていることがご確認いただけると思います。

・155/80R13 79S 210kPa
・165/70R14 81S 180kPa
・165/60R15 77H 230kPa

一方、質問者様の装着タイヤは165/65R15 81S でしたので、純正の指定サイズではありません。従って、JATMA LI81 だとしても180kPaが適正とは限りません。しかし、180kPaが目安になることは確かですね。そこで、指定空気圧の180kPaがどの程度のものなのか見ていきましょう。

Keiの車両総重量は約1,000kgですから、単純計算ですが1本当たり約250kgの荷重を負担することになります(荷重配分を無視した単純計算)。それを前提に、JATMA LI81の空気圧ごとの耐荷重を確認すると、なんとわずか140kPaでも335kgの耐荷重性能があります。指定空気圧の180kPa入れると、390kg/輪の耐荷重まで引きあがり、カソリンスタンドのお兄さんが入れた250kPaともなると460kg/輪以上の耐荷重性能を得られます。これでお分かりのとおり、140kPaでもタイヤの耐荷重性能上は問題なかったということです。しかし、メーカー指定空気圧ではさらに高い180kPaを求めていて、その空気圧に達すると運動性能や乗り心地や燃費性能がバランスするということです。

<JATMA LI81の耐荷重>
140kPa→335kg/輪
150kPa→350kg/輪
160kPa→365kg/輪
170kPa→380kg/輪
180kPa→390kg/輪
190kPa→405kg/輪
200kPa→415kg/輪
210kPa→425kg/輪
220kPa→440kg/輪
230kPa→450kg/輪
240kPa→460kg/輪

最近は燃費を良くするために指定空気圧よりもやや空気圧を高めに設定する傾向にあります。特段問題ないのですが、高くし過ぎるとタイヤの接地面積が減り、グリップが低下し、タイヤの中心付近が偏摩耗を起こします。ガソリンスタンドのスタッフは高めるにしても、250kPaはちょっと高め過ぎといえると思います。もっとも、もっと偏平タイヤを履いていたら250kPaでも適正になり得ます。

■ ステップワゴン RF-3

純正サイズ:195/65R15 91H
指定空気圧:前240kPa/後220kPa
質問者様装着サイズ:205/55/16 91V

これもSUZUKI Keiと同じです。質問者様は純正指定サイズとは異なるサイズのタイヤですので、LI91だったとしても、純正サイズと同じ空気圧が適正とはいえません。但し、LI91が目安になるのは確かです。

ここでは、ガソリンスタンドのスタッフの「外国製は高めがいいよ」という言葉の検証をします。

DERUIBAOは中華系のタイヤメーカーですのでETRTOには加盟していませんが、規格そのものはETRTOを参考にしているようです。但し、ETRTOと異なった表記のサイズもあるので怪しいとは思います。

<ETRTO加盟メーカー>
http://www.etrto.org/page.asp?id=1610&langue=EN

しかし、それでは話がストップしてしまうのでETRTO規格であることを前提に説明を進めます。以下、同じ空気圧で、「JATMA LI91」と「ETRTO STD LI91」と「ETRTO RENF LI91」それぞれの耐荷重性能の比較した表です。

<言葉の意味>
・AIRPRES=空気圧
・JAT=JATMA規格
・STD=ETRTO STD規格
・REN=ETRTO RENF規格
・N/A=答えなし

<比較表 全てLI91>
AIRPES JAT STD REN
140kPa 450 N/A N/A
150kPa 465 410 365
160kPa 485 430 380
170kPa 505 450 400
180kPa 520 475 420
190kPa 535 495 440
200kPa 555 515 455
210kPa 570 535 475
220kPa 585 555 495
230kPa 600 575 510
240kPa 615 595 530
250kPa N/A 615 545
260kPa N/A N/A 565
270kPa N/A N/A 580
280kPa N/A N/A 600
290kPa N/A N/A 615

例えば、240kPaでは、JATMAの耐荷重は615kg、ETRTO STDでは595kg、ETRTO RENFでは530kgとなっており、同じ空気圧でもJATMAがより高い耐荷重能力を持っています。ETRTO STDで615kgの耐荷重能力を得るには250kPaまで空気圧を高める必要があり、ETRTO RENFでは290kPaまで高める必要があるということです。

従って「外国製は高めがいいよ」の「外国製」の意味を「ETRTO規格のタイヤ」と置き換えるならば、ガソリンスタンドのスタッフの言葉は的を射ているということになります。しかし、先述の通りアジアンタイヤの多くはETRTO加盟していませんので性能表示の真偽に注意が必要です。

■ ガソリンスタンドのスタッフについて

カソリンスタンドのスタッフさんはクルマに詳しくない人がいるのも事実で、断りもなく勝手に空気を入れたりするのはご法度ですね。わたしもスタンドについてクルマを停止させた瞬間に、勝手にドアを開けてくる行為等は不快に思っています。なので、日頃はセルフのスタンドにしかいきません。

質問者からのお礼コメント

2015.10.29 11:47

とても丁寧で詳しい回答でした。ベストアンサーとさせていただきます。
ありがとうございました。

その他の回答 (9件)

  • 全く見てないで1.4で入れられてから意識過剰。

    大丈夫ですか?

    2.5ぐらいならなにも問題ないですが1.4は問題ありますよw

  • もう 意味 わかりません てが ふるえるのと 反発する自分がいる

  • 読んでいて、あなたは空気圧にこだわりがある方なのか、ない方なのか、よくわかりません

    >一年半ほど前、今のタイヤを付けた時には、規定値に合わせましたが、数字は覚えてませんでした。

    1年半、空気圧を見ていないのですか?それとも毎回入れているけど、毎回そのつど規定値を見て、そのつど忘れているという意味ですか?

    もし点検をこまめにしないで1.4で走っていたのなら、御礼をいうべきで、なぜ怒るのかわかりません

    もちろんなぜ高めにいれたかは知りませんが、自分で再度見ればいいだけだと思います(空気圧は高いより低いほうがデメリットが多いので)

    自分なら低空気圧で走ってしまった場合は高めの空気を入れて、しばらく走行してビードとホイールをなじませて、ビードシーティング性を回復させます

    まあKeiは車重の割りにタイヤが大きいのが特徴なので、1.4でも大きな問題はないとは思いますが

    またステップワゴンRF3は純正は195/65R15 91で友人が乗っていましたが、規定値は2.4-2.2なんかじゃなかったと思います。リアが高く設定されていましたよ

    ちなみに205/55R16 91はXL規格ですので、「空気圧を規定より高く」というスタンドの意見は全く正しいですね

    (まあ面倒なんで適性値は計算しませんが)

    まあ空気圧は好みなんで、勝手に変えられるのに文句を言いたい気持ちはわかりますが、自分でチェックするものだし、1.4で走っている人が言うことではありませんね

  • >空気圧を見てくれるのはいいけど 一言言ってほしいと思います。

    空気圧を確認して欲しいのか、欲しくないのか、どちらですか? 減っているなら私に一言断ってから入れろということですよね? 最初にそう言えば済むのではありませんか?

    >自分で好みに調整してる人もいるでしょうに。

    少なくともあなたは違いますよね? 空気圧が下がっているのにそのまま乗っているような人だから店側は親切心で入れているんだと思います。まずは空気を入れてくれたことに感謝すべきだと思います。

    >みなさんこんなスタンドどう思われますか?

    私なら大きなお世話ですから、空気圧のチェックをしようとした時点できっぱりと断ります。ですが普段空気圧のチェックもせずに車に乗っている人とっては親切な店だと思います。

    >上記2車種の空気圧はこれでよいでしょうか?

    Keiはタイヤサイズが違っていませんか? それからステップワゴンの空気圧は違います。この時点でスタンドとたいして変わらないと思いますが…。

    >外国製タイヤは空気圧たかめというのもある意味ただしいのかなと。

    そんな理屈はありません。

  • 勝手にやるのはどうかと思う。
    普通はいくつにしますか?と聞いてくる。

    1.空気圧は結局は転がしてナンボのもの
    2.走ってきてスタンド入ったのだったらタイヤは多少暖かい
    3.どちらにしても抜けていくのだから入れる時は少し高め

    上記のことを考えると +0.2くらいは普通のことだと思います。
    タイヤ変えると0.1高く 0.2高くと試行錯誤して決めてます。

    今履いてるタイヤはドア表示からすると+0.3でベスト出ました。

    外国製タイヤ(欧州タイヤ)はタイヤ自体の性格として
    少し空気圧高めのほうが良いヤツもある。

  • タイヤの空気圧は、純正サイズならばドアピラーに表示してある空気圧を充填して下さい。

    タイヤの空気圧は、タイヤに掛かる重量を元に設定されています。

    あまり高過ぎても低く過ぎても安全性が損なわれますし、タイヤが偏摩耗する原因となります。

    昔は、高速走行時には高めに充填すると良いと言われていたこともありますが、現在では一般走行、高速走行問わず規定値に充填することがベストです。

    また、出来るだけタイヤが冷えている状態で充填する方が良いのですが、過度に熱い状態でなければ問題ありません。

    大事なのは定期的チェックです。
    (月一程度)

    私が行くガソリンスタンドでは、空気圧をチェックする場合、どれだけ入れますかと聞いてきます。(社外ホイールで扁平率の小さなタイヤを履いている為)

    純正サイズのタイヤを履いている車の場合は、ドアピラーに表示してある空気圧で良いですかと聞いてきます。

    貴殿が行くスタンドは教育がなされていないのだと思います。

    タイヤホイールを交換して扁平率の小さなタイヤなどを履いた場合は、エクストラロード(XL)という空気圧を高めに充填しなければならないタイヤもあります。

  • そんなに入れてどうするんでしょうね。

  • 全てとは言いませんが、スタンドの店員なんてそこらのチョット車好き程度の知識しか持ち合わせて無い人が多いですからね、空気圧にしてもE4やエキストラロードまで確認してエア圧理解している人は少数、殆どが感覚で高目が良いですよ!ってなんの根拠もない聞きかじりで答え、しかもそれを実践してしまうのが多いです、
    スタンドに限らずタイヤショップでもそんな店員いますから、今の世の中ネットのお陰で情報が簡単に手に入りますが、その情報が正しいかどうかを判断しないで鵜呑みにするので変な理解してしまう自称専門家が多くなった様に感じます。

  • 空気は抜ける事は有っても自然には増えないので、指定圧の1~2割り増しにしています。
    外国製だから・・、と言うのは眉唾ですね。

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