スズキ エスクード 「タフでも快適なSUV」のユーザーレビュー

タフでも快適なSUV

2024.4.6

総評

燃費以外は満足。
年式を感じない快適性、操安性、静粛性。
あまり同じ車とすれ違わない希少性。どれを取っても満足している。

エスクードは20年前にも初代の1.6に乗っていたが、乗り心地の荒さやパワー不足があり、少し癖のある車だった。この3代目は操安性、快適性など段違いで良くなっており、良い意味で別の車になったと感じる。

3代目自体が中古市場でも少なくなってきているので、欲しい方はお早めに。

満足している点

・同一クラスでは唯一無二であるFRベースの4WDシステム。
・従来ながらの「RV」を踏襲したスタイルのSUV
・重さを感じない動力性能
・希少車キザシと同じエンジン

不満な点

・燃費。リッター8キロ台が殆どでとにかく悪い。
・スペアタイヤレス。背面タイヤまでは行かなくとも実際のタイヤが格納されていた方が安心する。

デザイン

4

初代エスクードのオマージュで、とても満足している。
スペアタイヤレスの後面もスッキリとしていて好み。現代ではこちらの方が自然かも。
内装は、特別仕様車の赤い表皮のシートがお気に入り。

走行性能

4

2.4リッターエンジンは十二分の力を発揮し、遅いと感じる事はあまりない。

カーブなどの操安性もステアリングを切った分だけ自然に曲がり、乗っていて気持ちが良い。これがFRベースの恩恵なのか。

アクセルは少し開き気味の設定になっているのか、発進時に思った以上にグッと進むことがある。燃費対策でスロットが絞り込まれていた車からの乗り換えの場合、驚くことがあるので慣れるまでは注意が必要。

ボディーの形状が角ばっていることや視点が高めなので取り回しはしやすい方だと感じる。

乗り心地

5

突き上げ感やバタつき感も無く、振動も少なく快適である。
初代の乗り心地を知っている分、進化に驚いた。

積載性

4

4名乗車でも、あまり不足を感じることは無かった。
自車のタイヤ4本は後部座席を畳まないと積み込みは厳しい。
作りがしっかりとしたトノボートが装備されているのは個人的にはうれしい。

燃費

2

リッター8～9キロ台で、現代の水準からすると、とにかく悪いです。

価格

3

H24年式、71000KM、車両本体価格78万円
中古市場の値下がりが渋い中、手ごろな値段だったと思います。

2年保証やスタッドレス、ホイールやスマートキーの予備など必要なものを追加したのでオプションも良い値段しています。

故障経験

・ハザードスイッチイルミネーション切れ
　→ハザードスイッチ交換
・バックドアカーテシスイッチ接触不良
　→カーテシスイッチ交換
・燃料計指針不良(満タンでFullを示さない)
　→燃料ポンプ交換

※いずれも修理保障適用の為、修理代負担なし

・右側ドアミラーぐらつき
　→トルクスねじ閉め増しで解消

・カーナビHDD異音
　→別機種へ買い替え