スバル レガシィ アウトバック 「5000Kmの雪道悪路と13000Kmの...」のユーザーレビュー

5000Kmの雪道悪路と13000Kmの...

2005.11.3

総評

5000Kmの雪道悪路と13000Kmの高速一般道の評価です。
何と言っても素晴らしいのは、安全且つ楽しい操縦性です。
150Km走って車を停めても、降りるのが惜しくてもう一走りしたくなります。
強風や、雨の高速でも安定して走るのは当たり前で、悪路を極めて滑らかに走破し、特に雪道では、重量のあるランクルよりも走破性が高いです。
ホテルに気後れ無く乗り付ける事のできるスタイル、走ればスポーツカー並みの楽しみ、ひとたび荷物を積めばワゴン顔負けの広さ、私には1台3役の貴重な車です。
ガソリンが高騰する中、非常に燃費が良いのも嬉しい意ですね。

満足している点

2004年10月6日、2004年12月14日に続く3回目の報告です。
●路面の状況やタイヤの状況を正確に把握できるハンドルとブレーキです。ハンドルは、オンザレール感覚で切ったとおり曲がります。パニックブレーキでも踏む力に応じて制動がかかり確実に止まります。
●常に安定性した姿勢と操縦感で、ローリングやピッチングが少なく、ブレーキを踏んでもフロントの沈みは気付かぬ程です。車が体を中心に挙動するので極めて安定した操作ができます。
●燃費は、冬場に激しい運転をしたにもかかわらず、18000Kmを通して余裕の11Km/Lです。
国道20号を小淵沢から府中まで150Kmを17.5Km/Lでした。しかもアクセルを踏み込めば下手なスポーツカーを凌ぐ走りができます。
●目立たないが配慮が行き届いた設計
一瞥で全体を把握できる、温度計、速度計、回転計、燃料計の素晴らしいレイアウト。無骨なサイドプロテクターは、雪の中でタイヤを掘り出した時にスコップからボデーを守ります。２Mの建具も運べる余裕のスペースも重宝します。エンジンスタートで一斉に立ち上がる赤い針のメータと、スポーティーなサッシュレスの前ドアがスポーツマインドをくすぐります。
●雪道や悪路の走破性
50cmの積雪でも、グリップ走行をする限りフルロックしてもハンドルどおり曲がります。軽い車体と幅広タイヤのおかげで、亀の子になったランクルを横目にすいすい走れます。
●特筆のレザーシート（OP）
腰が痛くならない秀逸のシートです。電動で微調整が効くので便利です。冬暖かく、夏蒸れないレザーシートはとても満足しています。

不満な点

●悪路を走って降りる時にズボンが汚れます。
●フロントは汚れないのに、リアは風を巻き込むのか驚くほど汚れます。
●アクセル踏み込んだ時に一瞬パワーが遅れます。必要な時は、スポーツシフトに入れて回避します。
●運転席から遠いハザードランプSWとシフトに近過ぎて操作しづらいエアコン関連SW。
【十分注意すべき特性】
●状況によってハンドルの戻りが悪い事が有ります。
ハンドルの復元より早くハンドルを戻すのが本来だと運転を改めました。
●雪道でハンドルが効かない事があります。
雪道でスピンした時に軽くアクセルを開けながら回転をコントロールしようとするとOBは、そのまま直進します。但し、グリップ走行さえしていればまず心配ありません。
直進した時は、ブレーキを踏めばタイヤがグリップ力を回復し再びハンドルどおり曲がるはずです。公道では不可ですがサイドブレーキをうまく使うと、全輪ドリフトの状態で回転をコントロールできます。
●対角の車輪が空転すると脱出不可能。
右前輪を溝に落とし、対角の左後輪が宙に浮いた場合、脱出できません。他車に牽引してもらうのが賢明です。牽引ロープは必須です。究極の脱出方法は、エアジャッキです。雪道を走る機会の多い方は、トランクにスコップをお忘れなく。
●雪道の優れた走破性に注意
走破性が高いので、行けるところまで行きたくなりますが、戻れるとは限りません。寒くて雪の硬い夜や午前に走れても、午後の帰りに雪が緩んで通れなくなることもあります。スタックしたら鉈で道端の小枝を切って車輪の下に突っ込むと脱出できることがあります。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験