スバル レガシィ アウトバック のみんなの質問

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スバルの水平対向エンジンの系列について教えてください。
メーカーは良く『新設計』とか『新世代』と云いますが,マイナーチェンジ,ビッグチェンジ?
単なる排気量違い,車種向けバリエーション? 等。

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現在スバルには3つの水平対向エンジンがあり、4気筒の主力EJ型、6気筒の上位EZ型、新型の4気筒FB型となります

結論から言えばこれら3つは全て専用設計となっています

まずEJ型にはEJ20とEJ25があり、EJ20は先代インプレッサ、ターボはWRX STI、エクシーガGT、フォレスターXT
EJ25はレガシィ、エクシーガ、ターボはレガシィGT、フォレスターSTIなどに搭載されています
EJ型は20年近くに渡り改良を続けてこられ、初期の型と現在の型では殆ど別物と言っていい程の改良を施されてきましたが、車両の大型化、重量増が遠因となり少しずつ搭載車を減らしています。しかしターボ搭載型は現在でも2.0L最高クラスのスポーツユニットとして評価されており、今も改良を加えられて搭載を続けています。スバル側も暫くは新型水平対向エンジンと平行して用いると言っています

EJ25はEJ20のボアピッチを拡大した物でショートストローク特有の低回転でのパワーを排気量アップで補っています。現在NAはSOHC、ターボはDOHCとなっています。一部の部品は専用の物が使われていますが基本的な部分はEJ20と共通です

そして燃費や出力アップの他、年々厳しく排気ガス規制に対応する為の機構搭載を見越して新規に開発されたエンジンがFB型です
FB型はボアを小型化しロングストロークにすることで低中速でのパワーを向上させました。EJ型よりほんの僅かな重量増ながらも機構をコンパクトにしサイズは殆ど同じで、EJ型搭載車に大掛かりな変更を加えることなく搭載できる互換性と、メンテナンスフリーなど効率化も考えられています。また排気ガス性能も向上した為、触媒のレアメタルを減らす事でコストを削減しています。このエンジンはNA向けとされており、ターボ型は暫くはEJ型と併用し、今後新たに開発するものと思われます
搭載車種は現在1.6Lと2.0Lを新型インプレッサに、同じく2.0Lのみをフォレスターとなっています

最後に6気筒のEZ型ですが、嘗てEJ型をベースに6気筒化したEG型とは違い完全新設計の物です
2000年に3.0LのEZ30を3代目レガシィに搭載、4代目のレガシィと海外専売のB9トライベッカにはバルブ可変機構を搭載し、全速域でのパワーを向上させましたがB9トライベッカはレガシィ以上の車重によりパワー不足が指摘され、その後07年に3.6Lに排気量を拡大した改良型のEZ36をトライベッカと現行のレガシィアウトバックに搭載されました

質問者からのお礼コメント

2011.12.19 18:58

ありがとうございます。6気筒だけが別系列というのは驚きました。いつかは乗ってみたい。

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