スバルの6気筒エンジンについて。4代のレガシィ3.0はハイオク仕様でした。 5代目で、かなり排気量が上がりましたが、レギュラー仕様になりました。

Question

私の中では多気筒、大排気量はハイオクという考えでしたが、なぜ5代目の3.6リッターはレギュラーなのでしょう？

Answer 1

圧縮比が低めだからじゃないでしょうか。ハイオク仕様とレギュラー仕様の違いはシリンダー内が高温になるかならないかです。ハイオク仕様のエンジンはターボもしくは圧縮比が高いなどレギュラー仕様のエンジンに比べてシリンダー内が高温になりがちです。レギュラーガソリンはハイオクよりも燃えやすいのでハイオク仕様の高温のシリンダー内にレギュラーガソリンの混合気が噴射されるとピストンが上死点に達する前に自然発火してしまいます。よって一時的に逆方向に力がかかるノッキングが生じます。

Answer 2

６気筒3000ccは、３台目の末期頃からありましたね。

馬力だけで判断してはいけないでしょうけど、3000ccは220PS、それに対して3600cは260PS。
排気量との比率で言えば、わずかながら1000ccあたりの馬力が下がっていますので、ハイオクが不要になったという事では？

また、このエンジンはアメリカが主戦場だったので、ケチなアメリカ人に合わせて、レギュラーじゃなければ通用しなかったという事かも。

Answer 3

普通に考えると、3.0リッターエンジンは高い圧縮比でパワーを出していたが、3. 6リッターエンジンは圧縮比を下げて排気量を増やしてパワーを出すようにした、ということかと思われますね。

経済的(ガソリン代)にその方がメリットが大きいのでしょうね。