スバル レガシィB4 「必要にして充分♪」のユーザーレビュー

必要にして充分♪

2021.2.27

総評

正に“4WDスポーツの世界”との出会いでした。90年代後半だったから出来たスタイリングとパッケージングは今でも光ります。現在の基準ではシュッと低くかまえたデザインなんて出来ませんからネ。正直それなりに古さを否めませんが、その気になれば そこそこのパワーとフットワークで、ドライビング・プレジャーも味わえます。今時あたり前な先進運転支援や衝突回避・軽減ブレーキなど有りませんが、その代わりに現在の車には無いスタイリッシュさやサイズ感に程々の軽さなど、今となってはBE5型Ｂ４の美点だと思います。恐らくこの様な適度なサイズのセダンで3ペダルMT、ドライバー次第でそこそこ楽しめる車って、もう出て来ないのでしょうネ、きっと。(-_-)y-゜゜゜

満足している点

22年を経（ヘ）ても未だ乗って居られる事が最大の満足点(笑)。別に5ナンバーサイズに拘りは無いけど、狭い道でもスイスイ走れる所は助かります。あと数年前にパワステ・ポンプを交換してから、ハンドル小径化、タイヤ拡幅などと相まって、重さ・手応え等 ステアフィールが頗る良好な点も お気に入り♪(b^-゜)

不満な点

最小回転半径が5.6mと大きい所。まぁ５ナンバーサイズでフロントに水平対向エンジンを積んでる性（サガ）ですネ。一般道を走ってる分には余り気にならないのですが、狭い住宅街や駐車場などで回り切れないくて切替しを強いられる事も時々。f(^_^；ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

デザイン

4

直線基調でナローなエクステリア・デザインは、22年が経った今でも格好いいと思ってます。特にＣピラーの造形は、今見ても秀逸だと思う♪
でも内装は一昔前？と言われざろう得ない古さを、やっぱり否定できないかな。(^ ^ゞ

走行性能

4

動力性能は高速、峠道、街中など どのシーンでも不足に感じる事はありません。そしていざアクセルを踏み込めば、充分なパワーが湧いて来ます。但し過給が掛からない極低回転域は全くトルクが有りませんｗ。足回りはそれなりに手を加えてる事もあり、未だ過不足ないフットワークで不安無くコーナーも楽しめます。そして操作系はどれも自然な配置に有り、余計な加飾等が無いので必要な情報だけが常に伝わって来て、いつも安心してドライビングに集中できます。(*^-゜)ｖ

乗り心地

3

新車時フルノーマルの時は頗る快適でした。純正ビル足は慣らしが進むとホント硬過ぎず柔らか過ぎずのイイ按配（でもタイヤとフェンダーの隙間は気になる）。そして純正で履いてたBS_RE010も、そこそこロードノイズが抑えられてて全体的に静かでした。っが、現在は車高調や補強等を施し、尚且つ各ブッシュ類もヘタっているので、乗り心地には粗さも感じるし、ガタピシといろんな所からノイズが聞こえて来ます。(^_^；ｱｾｱｾ

積載性

3

５ナンバーサイズのセダンと考えたら、充分な積載容量だと思います。タイヤハウスも比較的小さく抑えられてて、一番狭いタイヤハウス左右間でも1mを確保できてる所は見事。但し、上下方向はリヤにも駆動系統があるゆえやや浅い所は否めません。

燃費

1

燃費が一番現在の車両と大きな差を感じる所。「Bigボア×ショートストローク水平対向+高過給圧2.0LツインTURBO」それに燃費を問うのは酷と言うものですヨ。横浜のように信号等が多くストップ&ゴーが激しい環境下では、好燃費は望めません。┐(´ー｀)┌

価格

5

僕が新車で購入した1999年当時、4WDでタービンが2つも付いて280psを絞り出すセダンで、300万を下回る車なんて他にありませんでした。更に当時のスバルはセダン復権に躍起になってたので、リリース間もなかったのに破格の値引きが有ったので、あの当時では間違い無くバーゲンプライスだったと言い切ります！(￣∀￣)

故障経験

22年も乗ってますので、細々(ｺﾏｺﾞﾏ)と色々ありました。しかしながら自走出来なくなった事はバッテリー上がりの一度だけ。それも自宅車庫だったので大事には至らず。それだけでも優秀です。(b^-゜)
※ラジエータが逝って積車した事もありますが、安全を取っての対処であり、水を足しながら自走も可能でした。