スバル レイバック 「乗り心地がいい都会派SUV」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

工藤 貴宏
工藤 貴宏(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

4

デザイン
4
走行性能
4
乗り心地
5
積載性
5
燃費
2
価格
3

乗り心地がいい都会派SUV

2023.11.28

年式
2023年11月〜モデル
総評
いうなれば「スバル車オーナーがハリアーに乗り換えてしまうのを阻止するクルマ」。だから都会的なSUVっていうことですね。ハリアーに比べて優れているのは、パワートレインとハンドリング面で運転する楽しさが勝っていることと、荷室の実用性が高いこと、そして高速道路の渋滞中に手放し運転ができることですね。
満足している点
ワゴンとしての使い勝手の良さに、ハンドリングが良くてオンロードから軽いオフロードまで走行性能が高いこと、そして乗り心地がいいことなど。総合的に考えると満足度は高いでしょうね。
不満な点
価格はちょっと高いかなーと感じる(フル装備の上位グレードのみだから仕方ない)ことと、今どきの基準ではあまり燃費が良くないこと。
デザイン

4

狙っているのは「スバルでもっとも都会的なSUV」なのだとか。よく見ると(というか見れば普通にわかりますが……)、外装における無塗装樹脂部品(見た目を無骨にする)の面積はスバルのSUVでもっとも少ないんですよね。アリじゃないでしょうか。
走行性能

4

悪路走行用の制御モードである「X-MODE」をスバルの現行SUVとしては唯一装着していなかったりと特別な存在ですが、最低地上高を200mm用意するなどオフローダーとしての基本的な心構えは十分。いっぽうで、車高を上げたクロスオーバーSUVモデルながら曲がりくねった峠道を意のままに走れるオンロード性能のレベルの高さはさすがスバルですね。動的性能の完成度は高いです。1.8Lターボエンジンも極めてパワフルというわけではありませんが、トルクが太くて十分に力持ち。
乗り心地

5

めっちゃいいです。こんなにいいものか?っていうくらい。ストロークの長いサスペンションってやっぱりいいですよね。極上の乗り心地を求めて買うのもアリなんじゃないでしょうか。
積載性

5

ボディはレヴォーグと共通なので、悪いわけがありません。とても実用的です。同じクラスのSUVに比べると床面積が広い(SUVは床面積ではなく高さで稼ぐ)ので、仮に荷室容量の数字が同じだったとしても実際の積載量はワゴンボディが勝りますね。
燃費

2

WLTCモード値13.6km/L。クルマには得意/不得意があり、走行性能に優れたクルマもあればそうではないクルマもあるし、燃費に優れたクルマがあればそうではないクルマもあります。何が言いたいかといえば、レイバックはあまり燃費性能が優れていないということです。とはいえ、ひと昔前の基準なら十分に納得できるものだし、いまでも「とても悪い」というレベルではないのでご安心を。
価格

3

ワングレードでギリギリ400万円切り……といえば「ちょっと高い」気がしなくもないですが、高速道路渋滞時に手放し運転ができるハンズオフ機能も付くし、ハーマンカードンのオーディオなど装備水準が高いと考えればまあ納得でしょうか。
工藤 貴宏
工藤 貴宏
自動車ジャーナリスト
1976年生まれ。クルマ好きが高じ、大学在学中に自動車雑誌の編集部でアルバイトしたことをきっかけに、そのまま就職。そして編集プロダクションを経てフリーランスの自動車ライターに。日々新車を試乗し、日夜レポートを書く日々も気がつけば10年以上。そろそろ、家族に内緒でスポーツカーを買う癖はなんとかしないと。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員日本自動車ジャーナリスト協会会員
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