スバル フォレスター ハイブリッド 「釣りタックルのひとつと呼ぶに値する車」のユーザーレビュー

jbopper jbopperさん

スバル フォレスター ハイブリッド

グレード:アドバンス_AWD(CVT_2.0) 2018年式

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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釣りタックルのひとつと呼ぶに値する車

2018.12.10

総評
生涯9台目にして、4台目のスバル車にて、ベストな車に出会ったと言えるかもしれません。デザイン、走行性能、乗り心地、積載性、安全性、運転支援機能、そして、これらを支える最先端技術…、どれをとっても文句がほぼ見当たりません。この車に乗り込むと、瞬時に自分の相棒である感覚が高まり、高速を走る快適さも、ワインディングロードを余裕をもって思いのままに駆って行く感触も、自動車が本来あるべき道具としての姿を実現してくれているように感じます。私は、釣り好きの週末ドライバーで週末渓流釣りに行くのが楽しみなのですが、最近は、釣りだけではなくて、この車でドライブすること自体も週末が待ち遠しくなる理由となりました。釣り人にとって、車もタックル(ロッドやリールなどの釣り道具)の一部であると考える私ですが、タックルはその性能や使いやすさだけでなく、美しさや持つことの喜びを味合わせてくれるものであるべきです。「フォレスター Advance」は、そんな感覚を感じさせてくれ、今や私のタックルのひとつとなりました。
満足している点
先代から変わっていないとか賛否両論もあるようですが、正直私は、この車のデザイン、大好きです。SHフォレスターから次の車を検討していた時、もちろんSJフォレスターも候補でしたが、その時デザインにピンと来るものはありませんでした。ところが、SK型フォレスターを初めて見た時、フェイスも、サイドも、バックにしても、その印象がすっかり変わっていて、それぞれ個性を持ちつつも嫌みのない「造形美」があると感じました。

また、先代XVハイブリッドでも味わったように、先端最新機能というものは、しばらくすればまた古くさくなってしまうものなのかもしれませんが、この車の先進性は満足度を更に後押ししてくれています。確かな進化を遂げてきたアイサイトテクノロジーを中心とした安全性能や&運転支援機能は、高級車と比較しても現在最高品質のものと言えるでしょう。更に、SUBARUでは今のところ、この車種・このグレードのみに搭載されている「ドライバーモニタリングシステム」は、(まだまだ伸び代だらけの新機能ですが)車をよりパーソナルな道具として、新たなステージに押し上げてくれていると思います。

基本的な走行性能や乗り心地、積載性はもちろんのこと、所有することが特別で、次回走ることが待ち遠しいと感じられる車は、しばらくなかった感覚です。
不満な点
細かなことを言えば、一杯出てきます。例えば…
・ガソリンタンクが48Lというのは、あまりにも小さすぎです。ワンタンクで650km位(13.5km/L × 48L = 648km)しか安心して走れません
・乗り始めはエンジン起動必須で、エンジンが温まらないとハイブリッドシステムは起動しません。また、ディフロスターや冷房をガンガンかけるとハイブリッドシステムは使えません。
・ツーリングアシストの自動ステアリング機能では、急なカーブで突然ギブアップすることがあります(怖)。
・アイサイトを活用したクルーズコントロールも、まだまだ完ぺきではありません。例えば、曲がりが連続する公道で前車を見失うと、設定速度で思いっきりカーブに突っ込みます。

まあ、これらの一部は、システム屋さんにとっては、どう解決するかが楽しみな修正点なのかもしれません。(アイサイトで前車がカーブで突然消えた時の処理や、カーブ侵入時のブレーキ介入アルゴリズムなど…。)これからの新型車種でどんどん改善することを祈りたいところです。
デザイン

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走行性能

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スバル車は4台目で、レガシー ツーリングワゴン(BP) ⇒ フォレスター(SH) ⇒ XVハイブリッド(GPE)からの乗り換えとなります。特に直近の先代XVハイブリッドは、新型フォレスターと最新XVのAdvanceモデルに採用された「e-BOXER」の前身となるマイルドハイブリッドシステムを搭載していたモデルです。実感として比較してみると、発進時・加速時・登板時のスムーズかつ効果的なモーターアシストの介入、街乗り時のモーター走行の高速化(とは言え、せいぜい50~60km/hまで)など、リチウムイオンバッテリー採用とシステム全般の見直しによる改善点が随所に見られます。そんな私にとって、通常の運転では、モーターアシストを活用しながらECO走行するだけでも、充分な加速と操舵性を発揮してくれて、Sモードにすることはほとんどありません。車体は大きく、車高は高くなったのにもかかわらず、ワインディングではきびきび曲がり、その楽しさは、まさにスバルのAWDに乗る者の特権だと思います。
乗り心地

-

包み込むような運転席に着座すると、まずはドライバーモニタリングシステムが名前入りでご挨拶。運転ポジションからの視界は広くて良好。走り始めると、車内は静かでほとんど揺れや不要な横へのGも感じさせません。アイサイトを中核としたセイフティ機能と相まって、運転者に余裕と安心感を与えてくれます。内装もアップグレードされましたが、むしろ、この余裕と安心感の方が、この車の「格」の高さを象徴していると思います。ECOクルーズコントロールは、長距離ドライブの最良の友であり、また、一般道でもその特性を理解していれば、充分利用可能です。
積載性

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ついつい一杯載せたくなってしまうほどの積載性です。釣り好きの私にとっては、今後遠征とかもあるので、車中泊も可能なこの広さは、嬉しい限りです。
燃費

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まだ2回の給油のみですが、満タン法で13.8km/Lです。(システムが提供する登録ドライバーの通算平均燃費値は、14.3とあります。)過去のスバル車の燃費は、それぞれ走り込む程に改善されているので、これからが楽しみです。
価格

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故障経験
なし

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