スバル フォレスター 「試乗してみました 概要 　スバルの新型フォレスターＸＴに乗ってみた。 エボ６とフリーランダーをやめて１台にまとめろって言うならこれ。試乗前まではその地」のユーザーレビュー

試乗してみました 概要 　スバルの新型フォレスターＸＴに乗ってみた。 エボ６とフリーランダーをやめて１台にまとめろって言うならこれ。試乗前まではその地

2012.11.20

総評

試乗してみました
概要
　スバルの新型フォレスターＸＴに乗ってみた。
エボ６とフリーランダーをやめて１台にまとめろって言うならこれ。試乗前まではその地位はレンジのイヴォークだったけど現実的に考えるとこちらに軍配。イヴォークも代えがたい魅力はあるけどＣＰ、信頼性、安全装備（特に自動ブレーキ）、燃費、パワーなど考慮するとフォレスター。エボの加速・動力性能とフリーランダーの快適性・オフロード性能を足して２で割ったものに近いかもしれない。
今年は特に試乗マニアになっていてフォレスターのライバルとなりそうなものだけでもマツダＣＸ５、レンジ・イヴォーク、三菱新型アウトランダー、スバルＸＶ、レガシーＤＩＴとのった。純粋に欲しい順に並べると、１にイヴォーク、２にフォレスター３・４がなくて５にその他４つって感じ。本国では普通に売ってるイヴォークディーゼルが新たに自動ブレーキを装備して入ってきたら買い替え候補として真剣に迷う、と思う。

満足している点

長所短所ではなく項目ごとの箇条書きにします
エンジン、動力性能
　今はやりの所謂エコブーストエンジン。同じ２リッター直噴ターボエンジンでもイヴォークとの比較ではこと速さに関してはフォレスター圧勝ＢＭＷ３２８iにも圧勝（イヴォークと３２８iは体感的には同じくらい）。０－１００ｋｍ/ｈ加速が６秒７イヴォークは７秒６。イヴォークも決して遅くは無いけど、フォレスターの加速感は怖いほど早く感じる。２８０馬力vs２４０馬力以上の差を感じた。
ちなみにエボ６の２リッターターボは０－１００加速が４秒９。今乗っているエボ６車両は少しだけチューンしてあるのでも少し速いかもしれない。でも、数値では圧倒しているが体感的にはフォレスターの方が速く感じる。と言うか怖い？気味が悪い速さ？ＣＶＴなので何の継ぎ目もなくニュ～っと加速していく様は慣れないと不気味かも。
もちろん、ブーストの鋭い立ち上がりや低回転からの太いトルクがあってこその加速性能であるのは言うまでもなく。
２リッターボクサー４のフィールも古い意識でいると裏切られる。むかし友だちが乗っていたスバルレオーネのツインキャブ水平対向エンジンは「ボロン、ボロン、ボロロン、ボロロロロロン、ロロロロロ～～～～」と回ったものだ。あれはすごく特徴的で今でもスバルのボクサーはあれでないと、って人は多い。でも、今のボクサーはそれを裏切る。
なめらか、静か、振動しない。エンジン的にも排気干渉のヘンな負担が無くなってイイらしい。
２０００回転を超えるあたりからまるでフリクションが無くなり、ピストン・コンロッド・クランクシャフトと言った回転部分・摩擦部分がまるで無くなってしまったような感触。いうなればエアエンジン（造語）みたい。昔、日産にＲＢ２０ＤＥＴという２リッターストレート６のターボエンジンがあったけど、そのシルキーでトルクフルな感触と通ずるものがあるように思う。
　Ｓｉドライブ？３段階の一番燃費のいいセッティングで普段は充分過ぎるほど。峠道とかでなければ使う機会って少ないと思う。

不満な点

長所短所ではなく項目ごとの箇条書きにします
足回り・ハンドリング・ブレーキ
　ステアリングの操舵力が軽過ぎ。アシスト量が多すぎて動力性能と見合った安定性、安定感が軽さゆえに損なわれている感じ手ごたえがもっとあった方が個人的には好印象になると思う。もっともこれはフィーリングの域の話で、実際にはリニアで素直なステアリング感覚を持っているし、路面の状況もちゃんと伝えてくるので不安や不満はない。あるいは速度によってアシスト量を変えていてごく低速での操舵力・保舵力を軽くしているのかも。この辺は気が回らなかったの次回要観察。それと、電動パワステ？後でカタログで確認してみる。
ブレーキも２０分の試乗ではタウンスピードでの印象しか分からないが、エボ６、フリーランダーと踏力も含めて同一の感触で操作で来た。これは結構珍しいことで、試乗すると大体ブレーキの感覚をつかむまでに数分は要する。でも、フォレスターは一回目のブレーキングから何の違和感もなく、全く意識の外に行ってしまった。そのせいかインプレッションを書こうとしても記憶があやふや。もちろんタウンスピードでは踏力に対してリニアに減速感が立ち上がるは当然。とても自然なフィールだったと思う。
高速域であるいは旋回中に車重に見合ったストッピングパワーが発揮されるかは分からない。ちなみにタイヤは２２５/５５/１８インチのヨコハマ・ジオランダー、オフロードよりに振った銘柄だった。
４駆動、走破力
これは試せるような試乗をさせてくれたらメーカーを褒めたい。オーナー以外は試せないからカタログ見て想像するしかない。ヒルディセントコントロールはフリーランダーにも搭載された機能なので分かるが、これは使える。最もそんな場面は通常出くわさないが。
燃費
多分、街乗りで１１－１２km/lくらいは走るんでしょう。自分の使い方では平均するとカタログのJC08モードの１３km/lくらいになると思う。動力性能、４駆であることを考えるとすごく魅力的な数値。
安全装備
ボディのクラッシュ性能は現代の車としての合格点は越えてると思うので、それプラス自動ブレーキで僕には充分。買い替えの基準として自動ブレーキは絶対外せない。
装備、内装
個人的にはあんまり関心がない部分。
必要十分でしょう。内装の質感やデザイン、いいと思いました。
総合の結果、買い。☆5つ

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験