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スバル フォレスター

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乗車形式:その他

評価

4

走行性能
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価格
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SUV比較評価:フォレスターとデュアリス 当方、新車購入にて初代SF5に9年、2代目SG5に1年半乗っておりました。 SFはT/tb、SGはクロススポ

2007.12.30

総評
SUV比較評価:フォレスターとデュアリス
当方、新車購入にて初代SF5に9年、2代目SG5に1年半乗っておりました。
SFはT/tb、SGはクロススポーツS・editionという、どちらもターボモデルのATでしたが、
2世代モデルに渡り乗り継ぎましたので、フォレスターは拘りのあったクルマでした。
このたび、3代目のSH5型にチェンジした新フォレスターは、また従来になかった魅力を持ったモデルと思います。
 今回は、2000ccのNA(ターボ無し)モデルに絞り、外観デザインや、プライスゾーンが近い、
タイトル2車種の比較評価です。
 個人的に考えて、このクラスのストリートSUVは最低地上高も20cm程度あり、4WDなら
初心者の方が、多少の運転エラーで、軽度の脱輪、スタックが有っても脱出できる確立が
FFやFRより高くなり、結果安全性に貢献すると思います。
勿論、4WDは雨や雪など道路のμが低い状況でのドライバーのテクニック補足にも貢献するのです。
少々、FFやFRより少々、燃費は悪いかもしれませんが、寒冷地や初心者の方には4WDは
非常に大きなアドバンテージをもたらすことは当方も身をもって感じています。 
 当然、当方では結論はでているものの、各位の用途、好み、メーカーへの偏見などもあるかもしれませんので、どちらが買い!という結論は記載しません。
外観もよく似た2台。コレを読んでみて、気にいられたほうが、きっと良いモデルなのだと思います。
満足している点
新フォレスター魅力は
 ① 低重心の水平対向エンジンEJ-20を搭載していること。歴代のフォレスターは勿論、レガシーやインプレッサもこのエンジンです。こう書けば古い?と思われるかもしれませんが、インプレッサのラリー戦歴をみても、年々改良が加えられているEJ-20エンジンは、熟成されつつある名機といってよいでしょう。おまけに、先代のSG5型のNAモデルのエンジンは、SOHCの最高出力 140ps(103kw)/5600rpm から今回よりDOHCの146ps(109kw)/6000rpm にポテンシャルアップしています。ライバルのデュアリスはDOHCながら137ps(101kw)/5200rpmですから、旧型フォレスターにも及びません。何より世界的にみて、水平対向エンジン搭載の市販車は今や、ポルシェとスバルくらいなのです。
 ② フォレスターは歴代すべて、衝突安全に拘って造られてきましたが、新型はドライブシャフトが、斜め下方向にレイアウトされ、万が一の前方大破の事故の場合、エンジンとドライブシャフトが、下に落ちるデザインになっています。乗員の安全確保としてベンツ等と同じ手法です。
大事故は無いに越したことはありませんが、直面したときに乗っている車の安全性で、同乗者の 生死に拘ることは常に考えておくべきです。このポイント重視で車を決めるのも大切です。 
 ③ 内装は、新インプレッサと似たデザインのダッシュ廻りになり、色調もグレードである程度選べます。メーター等はレビューサンプルのベースグレードでも凝ったものです。 
 ④ 最小回転半径も、5.3mはデュアリスと同じですが、歴代フォレスター<今までもっと小さかった>との今回の大きさを考えれば-10cmはよく頑張ったというべきでしょう。
 取り回しは従来モデルでも正直余り気になった記憶はありませんから、BODYが大きくなった分かなり軽快に感じる筈です。
 ⑤ デュアリスのベース、2.0 20S FOUR 4WDとレビューサンプルのフォレスター2.0 X 4WDの装備はフォレスターは、オートエアコン付、ISOFIX対応シートベルトチャイルドシート固定バー付、
TCS(トラクションコントロール)ESC(横滑り防止装置)付で、204.8万円、と デュアリスの
216.3万円より、11.5万円既に安いですが、装備差考えれば更に買い得に感じるでしょう。
 経験からも、フォレスター歴代はリセール<買取価格>も結構良いほうでした。
不満な点
デュアリスに対して、
 ① 4速AT・・・今やBMWは116(1600cc)でさえ6ATの時代。VWゴルフなど、ニッサンGT-Rと同じ 2ペダルのシーケンシャルAT装備の時代。デュアリスのCVTが700パターンから最適な変速を選ぶ
凝った変速機であることに対して、4速ATとは・・。
 97年式の初代SFフォレスターから進化していない悲しい部分と言わざるを得ません。
4速ATは結局、燃費の悪化も助長します。
 ② アシ廻り・・・デュアリスはザックス社と共同開発のショックアブソーバーを装備し、サスペンション(後)はマルチリンク式を奢りますが、フォレスターは通常のショックアブソーバーにサスペンション(後)はダブルウイッシュボーン。
 オンロードのトータル的走行性能で考えれば、CVTと併せてデュアリスに一日の長です。
但し、悪路走破や、オフロードはラリーのスバル。つまり、どちらのユースに重きを置くかですね。
 正直な話、上述の性能差は一般ドライバーが一般道を普通に走る限り、フィーリング的に差を
感じるレベルだと思います。
 最後にフォレスターはやはり、クロススポーツ系のローダウン版+5AT+SIドライブ装備、を期待したいですね。
 何故なら、SG5のクロススポーツは全高1550mmで辛うじて、タワーパーキングに入れましたが新型は1675mmになってしまい、一般的なタワーパーキングNGとなりました。
***比較評価ですのでデュアリス2.0 20S FOUR 4WDのレビューも記載しています。
   宜しければそちらもご覧下さい。
デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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