北海道ドライブ
3年ほど前の黄金週間、北海道旅行の時にレンタカーとして借りたのがフォレスターでした。元々1500CCの安いセダンを予約していたのですが
2010.6.28
- 総評
- 北海道ドライブ
3年ほど前の黄金週間、北海道旅行の時にレンタカーとして借りたのがフォレスターでした。元々1500CCの安いセダンを予約していたのですが、そのグレードの車種の都合がつかずコレに乗って下さいとマークXを差し出されたのですが、「オイオイそんなの頼んだ覚え無いで。早く注文通りの車を出してぇ~な」とレンタカー屋に申すと、『誠に申し訳無いのですが配車の都合がつきませんで、数段上のグレードの車を御用意致しました。勿論使用料金は1500CCの価格で対応させて頂きます』との返答が返ってきた。しかし、私は反論した。「そちらの都合でサービス的に大きな車を用意したのかもしれんが、そんなの客は望んでないぞ。乗り慣れない大きな車を駐車場で擦った場合、私の責任になるやろ?」こう問い質すと『その通りで御座います。では他の車を用意致します』と出してきたのが殆ど新車の走行1000Km、鮮やかなWRブルーのフォレスターでした。
前置きが長くなりましたが、レンタカーで借りたフォレスター。北の大地を旅するのに最適な車だったと思います。突出した個性は無いけど、景色を愛でながらドライブを楽しむのには良い車でした。そんなフォレスターの感想を、当時の記憶を辿りながら振り返りたいと思います。
- 満足している点
- もうスバルと言えばのシンメトリカルAWDの走りがまず第一に思い浮かびます。他社の車には無い安心感。コレに尽きます。函館から札幌へと向かう春先の中山峠。気温が低く土砂降りの雨の中でも絶大なる安心感で峠を越えた。これがFRのマークXだと、緊張感の漂う場面となるのでしょう。しかし、スバル独自のシンメトリカルAWDの走りはサスガです。また、この完成度でターボ無しの低いグレードであれば車輌本体価格が、かなり安かったもの魅力でした。
その他にも・・・
☆広い荷室
カーゴスペースがなかなか広く、スーツケースの他、同伴していた子供二人を含む家族の荷物を気兼ね無く積み込める。たとえ大人4人でルスツ辺りにスキーに行っても不自由を感じる事は無いでしょうね。
☆そこそこ広い後席
家族旅行という事もあり、幼い子供のチャイルドシート2名分を取り付け、その間に嫁さんが座るという使い方でも不自由を感じさせない後席の広さ。嫁さんは身長168Cmと決して小柄な体型では無いけど、居心地は悪くなかったようです。これなら5人家族でも問題ないかな。
☆アイポイントが高いドライビングポジション
車高が少し高めのため、視野が広いのは乗っていて気持ちが良いです。
また車高が上がっていても、低重心のボクサーエンジンを搭載しているのでコーナリング中ロールが少なく、運転していても、また後部座席に乗っていても、不安感が無い。
北の大地をドライブするには最適のフォレスター。
お陰で楽しい旅となったのでした。
短所 レンタカーで借りた程度で短所を語るのもどうかと思いますが、短い運転中に見えたこと。マイカーとして検討した場合の事を、敢えて書いてみたいと思います。
- 不満な点
- ●内装が・・・
何処か見慣れた内装だなと思ったら、家で使っているインプレッサと共通ですか?
ま、車として運転する分には別に問題ないんですけどね。
●燃料タンクの容量
この頃のフォレスターの燃料タンクの容量は、確か50Lだったと記憶している。
事実、旅の最中に何度か給油をした。車重やエンジンの排気量に対して容量が不足しているのでは無いだろうか?この辺りも1500のインプレッサなどと共通部品だったのかもしれないが、それはあんまりである。またターボ車の場合は60Lだったと思うので、この辺は現行型で60Lとなったようですから、メーカーとしても気になっていたいんでしょうね。
●OHCエンジンの宿命
実はこのグレードの購入を一時期検討していた事があった。しかし、決断することは無かった。なぜか。2LのOHCエンジンは正直乗っていて楽しくなかったからだ。水平対向エンジンならではの高回転まで回す楽しさは得られないと感じたからだ。レンタカーだから当然ミッションはATとなるのだが、これが例えMT車だったとしても私の答えは同じであろう。DOHCならレブリミットは7000回転。OHCでは6000回転。回転フィーリングも勿論だが、レブリミット1000回転の違い。私にとっては、これが大きい。
など細かい事を書きましたが、これは何れも個人的な好みの話。別に車の欠点ではないと思いますので、もし今後中古車として購入を検討している方がおられましたら、こういう見方もあるかな程度に読み流して下さいね。おおらかな気持ちで走りを楽しませてくれる旧型フォレスター。今でもいい車だと思います。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験