スバル アルシオーネSVX のみんなの質問

解決済み
回答数:
6
6
閲覧数:
4,106
0

スバルのフルタイム4駆とアウディのクアトロではどっちが優れていますか?

「みんなの質問」はYahoo!知恵袋の「自動車」カテゴリとデータを共有しています。

ベストアンサーに選ばれた回答

★AUDI クワトロ … AUDI社の4WDシステムの総称で6世代ある
★スバル … 4種類のシステムがある

●6種類のAUDIクワトロ

★1980年 第1世代 アウディ・ターボ・クワトロ
フルタイム4WD採用
センターデフ=ベベルギア(通常 50:50) ロック可能
リアデフ=ベベルギア ロック可能

★1986年 第2世代 アウディ80/90
トルセンデフ採用
センターデフ=トルセンデフ(通常 50:50)
リアデフ=トルセンデフ(一部ベベルギア) ロック可能

★1988年 第3世代 アウディV8
電子制御多板クラッチ採用
センターデフ=遊星ギア(電子制御多板クラッチ)(通常 50:50)
リアデフ=トルセンデフ

★1994年 第4世代 アウディA4
トルセンデフ・タイプA採用
センターデフ=トルセンデフ・タイプA (通常 50:50) 旋回時の外輪側駆動力をレスポンス良く出せる
リアデフ=EDS(ESPの拡張機能=リアデフに差動機構は不要に)

★2005年 第5世代 アウディRS4
トルセンデフ・タイプC採用
センターデフ=トルセンデフ・タイプC (通常 40:60) サンギアとプラネタリーギアによりトルク配分を設定できる=非対称ダイナミックトルク配分(AUDIの呼称)
リアデフ=EDS

★2008年 第6世代 アウディS4
トルク・ベクタリング採用 左右後輪とデフ間に電子制御多板クラッチを設けて後輪左右のトルクを制御(スポーツデファレンシャル)
センターデフ=トルセンデフ・タイプC (通常 40:60)
リアデフ=電子制御多板クラッチ(トルク・ベクタリング)

★現在のクワトロ方式をまとめると?
前後輪の駆動力配分比をほぼ50:50くらいにしたセンターデフ方式で,差動制限機構にトルセンを使っているといえます。

●4種類のスバルの4WD
下記の説明の中で「方式(1)」などとあるのは,下記URLの回答の4WD方式の分類をご覧下さい。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1046061435

★1972年 直結4WD … 下記のAT用,MT用のもとになった
■AT(自動変速機用) … 1981年,MPTマルチプレートトランスファ → 1987年,アクティブトルクスプリット(トルク配分を電子制御化,一般のAT,CVT車用) → VTDバリアブル・トルク・ディストリビューション(高出力エンジンのAT,CVT車用)

■MT(手動変速機用) … 1972年,デュアルレンジ(トラクション性能向上) → 1986年,センターデフ(実用性向上)→ 1989年,ビスカスLSD付きセンターデフ(センターデフの一般化,MT車用)→ 1994年,DCCDドライバー・コントロールセンターデフ(高出力エンジンのMT車用)

★1989年 ビスカスLSD付きセンターデフ方式AWD 方式(2) … 自然なフィーリング
採用車種 =レガシィ(MT車)、フォレスター(MT車)、インプレッサ(5MT車)
センターデフ = ベベルギア
差動制限機構 = ビスカスカップリング
前後駆動力配分比 = 50:50 ~ 前輪がすべると,0:100へ近づき,後輪がすべると,100:0に近づく
制御方式 = ビスカスカップリングによる機械的係合(電子制御ではない)

★1994年 ドライバーズ・コントロール・センターデフ(DCCD)方式AWD 方式(3) … モータスポーツ用
採用車種 = インプレッサ WRX STI(MT車)
差動制限機構 = 遊星歯車
駆動力配分比 = 35:65(ベース)
マニュアルモード = 35:65 ~ 50:50 (範囲内で自由に設定可能),センターデフのロックも可能
制御方式 = 車輪速,スロットル開度,ヨーレイトセンサなどから配分比を可変。マニュアルモードあり

★1987年 アクティブトルクスプリットAWD ATC-4 方式(5) … 燃費と安定性重視
採用車種 = レガシィ/レガシィアウトバック2.5i系、エクシーガ2.0i系、フォレスター(AT車)、
インプレッサ(リニアトロニック車)
差動制限機構 = 湿式多板クラッチ (MP-T:マルチプレート・トランスファ)
駆動力配分比 = 60:40(ベース)
制御方式 = 車輪速,車速などから配分比を可変
特徴 = センターデフ式ではないが,センターデフ式のような駆動力配分比をもたせることができる

★1991年 VTD-AWD(可変&不等トルク配分電子制御AWD) 方式(3) … 旋回性能改善
採用車種 = レガシィ2.5GT系(AT車)、レガシィアウトバック3.6R EyeSight、エクシーガ2.0GT系、
インプレッサWRX STI A-Line
差動制限機構 = 複合遊星歯車によるセンターデフ
駆動力配分比 = 45:55(ベース)~50:50 (アルシオーネSVX:35:65~60:40)
制御方式 = 電子制御

●AUDIとスバルの比較
いろいろな種類がありますので,最新版の手動変速機用で比較しましょう

AUDI … 第6世代,トルセンによるセンターデフ,後輪はトルクベクタリング(左右駆動力を動的制御)
スバル … DCCD,遊星ギアによるセンターデフ(35:65-50:50:オート/マニュアル,ロック可能)

誰でも運転しやすく驚異的な旋回能力を持つのがAUDI。一方,スバルはかなりプロ向けの仕様です。機能が違うので,簡単に比較できません

ご参考になれば幸いです。

質問者からのお礼コメント

2014.10.15 00:53

どうもです!

その他の回答 (5件)

  • アウディ・クワトロが世に出てきてアウトバーンを200kmで巡航して話題になっていたころスバル社は「我社はパートタイム4駆で行く!」と雑誌で豪語していたのを記憶しています
    スバルに恨みは無いですが、そういうメーカーだという事は覚えておいた方が良いと思います、
    所詮歴史が違いますし、現在に至るハイパワースポーツ4WDの元祖はアウディ・クワトロです、決してスバルでは有りません

  • アウディは雪の積もったスキーのジャンプ台を登ることができますが、すばる車にはできません。
    これは能力の差だと思います。

  • どちらもフルタイム4WDです。
    スバルとAudi以外は、パートタイム4WDです。
    (電子制御でいつでも4WDに切り替えられればフルタイムと呼んでいるメーカーもありますけど)
    トルク配分の制御としてはどちらも優秀です。

    前輪のキングピンオフセットがAudiは0mmですが、スバルは数cmオフセットしています。
    前輪で操舵と駆動を行う上で、キングピンオフセットが0mmというのは走りでのアドバンテージがあります。

    (choyellowchanさんへ)

  • スバルのフルタイム4駆はクアトロ社からクワトロ第二世代の使用ライセンスを得ての発展版で現在のクワトロ社は第四世代の発展版を使っています。

    違う次元だから比べるまでもない

  • http://www.youtube.com/watch?v=faiFfBxhT8s

「みんなの質問」はYahoo!知恵袋の
「自動車」カテゴリとデータを共有しています。

あわせて知りたい

スバル アルシオーネSVX 新型・現行モデル

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

※ 掲載しているすべての情報について保証をいたしかねます。新車価格は発売時の価格のため、掲載価格と実際の価格が異なる場合があります。詳細は、メーカーまたは取扱販売店にてお問い合わせください。

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

スバル アルシオーネSVXのみんなの質問ランキング

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離