ルノー メガーヌ ルノー・スポール 「素晴らしきFF」のユーザーレビュー

radius-meganeRS radius-meganeRSさん

ルノー メガーヌ ルノー・スポール

グレード:メガーヌ ルノー・スポール 3ドア_LHD(MT_2.0) 2010年式

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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素晴らしきFF

2017.3.30

総評
これだけの走行性能を誇り、攻めた走りをすれば俊敏な挙動を示すのですが、最近のハイパフォーマンスモデルや、それにならったかのような新型車が多い中、メガーヌ3RSはステアリングのギア比が案外スローな設定で、普段乗りで妙な緊張感など皆無です。
むしろ拍子抜けするほどファーストインプレッションは「フツー」です。
凡庸にすら感じられて意外な印象を持つほどです。
(こういうエボリューション的なクルマを乗った事がある人ほど、その意外性に驚かれると思います。メーカーチューンドという雰囲気が非常に感じられません)

なので私自身も最初の試乗時は「あれ?乗りやすいけど…ちょっとつまんない?」とさえ思ったほどです。
(その時、私はこれが当時ニュルでFF世界最速のモデルだという情報を知らなかったので余計に頭の中が?マークだらけでした)
これだけの出力を前輪だけで受け止める為に、ここまで大人しい味付けにしないといけなかったのかな、といらぬ想像をする程にあまりにも「凡庸」だと感じられるほど刺激のない普通の走りでした。
ですが、試乗を終えて帰宅後、次の日仕事などこなしつつ頭の中はその不思議な感覚でいっぱいです。
そのウチ、ひとつの事実に気付きます。
あれだけの出力をトラクション面だとかで不利なFFで電子デバイスにそれほど頼らずに「あれだけフツーに」感じるほど走ってみせるあの車は、ひょっとして凄いんじゃないだろうか、と。

そこから早かったです。
もう一度、試乗させていただいた際に私が感じた疑問が確信に変わり、契約という運びになりました。

結果、4年9か月のお付き合いでしたがその間乗る度に感心する日々でした。
特別なマテリアルなど使わず、一応安全の為に電子制御デバイスが付いてるけれど、むしろそれを完全オフできるし、オフにした時の方が喜々として動く機動性の高さと確かなシャシー性能。
FFなのにわかりやすい例えとしてターボとAWDで武装したモデルと互角に対峙できるほどのスポーツ走行性能。

そこまで攻めれる足だしシャシーなのに、普段は癒しすら感じられるルノーらしさと言いますか、良い乗り味。

本当に良い車でした。
次のメガーヌRSも、この偉大な3代目メガーヌRSを超える・超えて欲しいと思います。
満足している点


買い替えた時の画像ですがw
メガーヌRSは非常に満足度の高い車でした。
まず、FF離れした懐の深さ。
そして直4なのに回して気持ちいい性格と特性のエンジンです。
レブリミットが6500rpmと低いのだけが残念。
もっと回りそうな雰囲気で回るだけに、余計に残念。
また、これだけの出力を誇るFFなのにトラクション性能もまたとても良い性能を誇ってました。
ただ、FFだけにタイヤが劣化してくるとさすがに1速全開時はホイールスピンを誘発しますが、電気仕掛けに頼らず接地能力の高いサスペンションほか、メカニカル面での性能の高さに脱帽でした。
また、燃費気にする車種じゃないですけれどメガーヌRSもまた、最近のスポーツモデルらしくこれだけの走行性能を誇るのに燃費は非常に良かったです。
不満な点
新車で購入し、4年と9か月を共に過ごし単身赴任先の九州まで持ち込んで使うなど5万kmくらい酷使したのですが、故障など一切なく不満点はありませんでした。
荷物もたくさん積めますし、便利な車でした。
また乗りたいとすら考えております。
デザイン

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走行性能

-

リアサスがトーションビームとは思えないほど、4輪独立懸架だと思い込んでしまったほど(試乗時にそう思いました。買って所有してから知ったw)ギャップにも強い優れたシャシー。

またFFなのに挙動選択肢の広いリアサス。

車は好きだけど、あまり車種毎に知識を持たない友人をこの車の助手席に乗せた際に「凄く良くできた車だけど、これAWD?」と言わしめたほどFF離れした車。
それでいて、タイヤにも優しいシャシーでした。
割とオイタとかもしましたが、4年9か月と5万kmほど走って、タイヤ交換1回だけでした。

これほど自然に、電子制御に頼らずに、車のフィジカル性能だけで走ってしまう、走り切れてしまうのはなかなか無いのではと思います。
今後はより厳しくなるCo2排出制限や、求められる安全性能ほかで、どんどん厳しい設計条件となる事を考えると、あの時期にこれだけの車をルノースポールが出した・出せたのも奇跡だったのかも知れません。
(ルノースポールほどの開発能力があっても、という意味です。)
乗り心地

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純正ホイールの時は、それはそれで頼もしい乗り心地で乗り心地も特別悪いと思わないどころか、割と良いじゃない?と思ってた程です。
ですが、ルノージャポンが日本オリジナルパーツとしてディーラー正規オプションとして、マルケジーニさん設計の鍛造専用ホイールをリリースされたのですが、これを装着した時に純正ホイールでも良かった乗り心地がさらに洗練されました。
段差を超えた際に純正ホイールだと「ドン!」と来たショックが「ドス」くらいの感触に変わり、軽くて強いホイールになった事でハンドリング他もさらに好印象に変わりました。
積載性

-

何もしなくてもラゲッジルームは結構広いです。
その上で後部座席を倒すと広大なラゲッジルームが現れます。

こういうスポーツモデルとは言え、ベースのルノー3ドアハッチが優れた実用性も兼ねてたという事でしょう。
RSも優れた実用性すらももってました。
燃費

-

燃費は良かったです。
2000ccのターボ、それも環境重視のダウンサイジングターボでもないターボエンジンなのに、大阪市内の走行でリッター8~9kmは常に出てました。
良い条件が揃えば、市街地走行でもリッター10kmいく事があったほどです。

高速道路を走るとリッター12kmは堅く、走り慣れた山陽道を長距離走るとリッター16kmはいく燃費性能には本当に脱帽でした。

あれだけのハイグリップタイヤを履いてこの性能は素晴らしいの一言です。
価格

-

故障経験
4年と9か月の間、一回も故障経験ありません。
マイナートラブルさえもありません。

頼もしい相棒でした。

オイル交換さえもサーキット走ったりしない限りは純正オイルで1年・1万km使える為に、今まで所有した車の中で一番維持費が掛かってない車だったかも知れないほど、本当に手のかからない車でした。

手がかからなすぎてつまらない!
と思われる方もいらっしゃるかも知れません。

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