ルノー メガーヌ ルノー・スポール 「ラテンの血が騒ぐハッチバック」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

ラテンの血が騒ぐハッチバック

2022.1.25

年式

2018年8月〜モデル

総評

現行モデルが恐らく最後のガソリン仕様車。R.S.が気になる方は、絶対に手に入れるべき！　最高のカーライフが待っている。

満足している点

FF最速を求める方はコレしかない！

不満な点

R.S.のパフォーマンスを発揮できる場所が日本にはない。

デザイン

4

個性的で洗練されたデザイン。Cシェイプとよぶポジションランプが印象的。メガーヌR.S.は、エレガントさの中に力強さが両立している。

走行性能

5

スタンダード仕様のメガーヌは、アンダーパワーながらも回す愉しさ、踏む愉しさに溢れる。R.S.は比類なきパフォーマンスとスタビリティでライバルを圧倒。地面に張り付いたかのような安定感には感動すら覚える。コーナーリングの速さは驚異的！

乗り心地

3

スタンダード仕様はスポーティーなフレーヴァーを感じさせる硬質な乗り味。もちろん日常的なシーンで苦痛を感じることはない。R.S.は硬派の一言。街乗りではやや厳しさを覚えるものの、ワインディングの心地よさは快感の一言。

積載性

5

cセグメントらしい使い勝手の良さ。フルフラットにできるのも◎。ステーションワゴンタイプも用意されているので、荷室で困ることはないハズ。

燃費

3

高速道路ではリッター20km近くは記録するものの、街乗りでは13km/L程度。昨今のハイブリッドに見慣れた目からすると物足りなさを覚える。R.S.は10km/Lを下回る。

価格

4

スタンダード仕様は200万円強、R.S.は464万円。オプションの金額も輸入車としては安価に設定されており、標準状態でも困ることは少ない。