ポルシェ ケイマン 「ファーストレビュー/クラッチの重さは問題無い」のユーザーレビュー

ファーストレビュー/クラッチの重さは問題無い

2025.3.23

総評

クラッチは半クラ領域が十分で扱いやすく、重めだとは思うものの直ぐ慣れました。
(ルノー メガーヌRSは奥で切れて半クラも短いので使いにくいです。音もアバルトのように楽しく無いため購入しなかった車です)

・トルクがあるため6速1300回転100km/hから追い越し加速がシフトダウンせず可能。高速道では十分にオートマ車のような運転が可能でしたが、前に割り込みなどで入ってきた際に、3速あたりまでシフトダウンを順次行いエンジンブレーキかけるのも楽しみの一つです。

・ミッションの唸りが大きく、エンジン音がそれなりに快音しますが991.1の方が静かで快音のため、音のチューニング(大人しめ)やRRの良さは991.1がやや有利かと感じます。

しかし、トンネル区間で少し窓開けて2速から加速していくとスポエキONしなくてもフォーミュラカーのような乾いた快音が響き、十分だと感じました。

ミッションの音は1年前に少し乗ってみた時、そこまで唸っていなかったように思うため、個体差なのか？どれも981 GT4はこんなものなのか？ちょっと判断ができません。
音が大きいレース用 ドグミッションばりに唸っているように思いましたが、暖まってくるとそこまで唸っていないのか？耳が慣れたのか？少し様子見としたいと思います。
オイル交換は調べると18万キロ12年ごとに交換が推奨で、確実にオイルクーラーが強力で、サーキットで油温安定する素晴らしい設計です。NSXはホンダ純正オイルだとサーキット走行一発でダメになるため、KSPブレンド(現T3テック)のロイヤルパープル必須で、それでも尚交換は必須であるためポルシェは最強のミッションで、設計 物量共にポルシェの圧勝です。
ロイヤルパープルの柔らかめ75Wー90入れたら冷間時の走り始め唸りが改善するのでは？と推測し、試してみようかと考えています。

・981ケイマンは2.7LとGTS3.4Lいずれも運転したことがありますが、NSXのように腰から回る超絶な一体感や、ホンダ車(S2000、FL5シビックタイプR)のショートシフトのフィールはケイマンGT4でも得られませんでした。
シフトノブが当方の好みより大きいのも一因かと感じており、外してダイスでネジ切ってNSX純正の革製シフトでも付けようかと考え中です。純正に戻せるので問題無い施工かどうかを現車確認必要。

・跳ね上げステアリングスペーサー(ワークスベルGTC)ですが、ケイマンでも純正カーボンバケットでかつステアリング手前のサーキット/ラリースタイルだと乗り込みは出来ますが、脱出が難しいです。これは当方のポジションで決めるとそうなる訳です。
ステアリングを奥に引っ込めると大丈夫ですが、毎回操作する気は無いため、別の方法として、サイドサポートの低いレカロシートに変えるのも対策になります。シートヒーター付いたレカロシートを移植して、使うか検討中。

跳ね上げ式はワンタッチで確かに良いのですが、剛性面と耐久性で構造的に不利です。

脱着が面倒ですが、クイックリリースの方が剛性面 耐久性で有利です。(薄型は剛性面 耐久性劣る構造なので勧めません)

満足している点

-

不満な点

-

デザイン

5

走行性能

5

乗り心地

3

積載性

3

燃費

3

価格

5

故障経験