ポルシェ カイエン 「２００４年式の注文書を書いてきました。選...」のユーザーレビュー

２００４年式の注文書を書いてきました。選...

2004.4.27

総評

２００４年式の注文書を書いてきました。選んだのはV６で、５月生産の７月納車予定。犬を運ぶ用のクルマの代替として、２００１年レンジローバーVOGUEから乗り換えました。カイエンSとNewレンジが気に入らなかったため、買い替えを見送ろうと思っていた矢先にV6が出て、乗ってみたら大正解でした。V8のSとV6では断然V6の方がスポーティーで、当然V6を購入。例えていえば９２８と９６８では９６８の方がスポーティなのと同じ印象を受けました。走らせればV8の方が当然速いわけですが峠などでは車重もエンジンフィールも軽い方が断然有利ですし。BMWでいえばターボ－S－V6は、M3－３２５－３１８isに相当するような差を感じました。装備の面でV8とV6はほとんど同じなのはよいと思います。ターボは全てが欲しい装備がすべて標準でよいのですが値段もよく、手が出ませんでした。ターボエンジンは９１１ターボ同様、高速道路やサーキット以外ではよくできたNAエンジンの方に軍配が上がると思います。総合すると装備の面などを考えると、カイエンターボは実はお買い得、Sは割高、V6は妥当な値段、（ちなみにトゥアレグはお買い得）であると思います。過去に二度911を購入していましたので、ポルシェのSUVというだけで満足ですが、一般の特にポルシェに乗ったことない人にとっては、「何これ？？？」の連続であると思います。アシスト量のないパワステ、低速で硬い足回り、クイック（L to Lで2.6回転！）で径の小さいステアリング。全ての操作がクイックで繊細なこと。ディラーの対応etc。。。そういう意味でも一般の方にはススメられない、ポルシェマニア向けのクルマだと思います。ポルシェ好きにとっては、911とは違うけどポルシェの世界を演出しようとしている意図が見え非常に楽しいわけですが。こういう演出は没個性で世界中の車が高級車はメルセデス化、大衆車は日本車化している中で大切であると思います。ちなみに兄弟車のトゥアレグに乗ると、ジャガーの中級車種のように静かでスムーズな世界が体験できます。Newレンジローバーよりも、ずっとイギリス車的で、しかも乗りやすくこちらは万人にオススメできます。やはりポルシェが供給しているしっかりした一流のシャーシは（ちなみにエンジンはVW・アイディの供給）、ソフトな味付けでも一級品なのだなと思いました。

満足している点

ポルシェブランドのSUVであること、写真ではカッコ悪いが実車はカッコイイ外観、まごうかたなきポルシェタッチのドライビングフィール、革やステアリングの質感など。ベースがＶＷ製の狭角Ｖ６の排気音は今時のノーマルでは珍しく、とても心地よいです。

不満な点

１．ベースがアウディ製のＶ８のエンジンフィールと音。　２．主要な装備が全てオプションで、どのグレードを選んでも実際には車両価格がかなり上がってしまうこと。ＶＯＬＶＯ的マーケティング戦略です。　３．色数や内装色の組み合わせは多くてとてもよいのですが、いわゆる大人の色ばかり。遊び車なので９１１のようなソリッドの黄色や水色も設定して欲しかった。ま、特注ラインのポルシェエクスクルーシブでは当然可能なのでしょうけど。　４．純正インダッシュナビのオプション設定がないこと。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験