986ボクスターについての質問です。 現在1998年式の前期型と2003年の後期型のどちらかで迷っています。外装等は前期型の方が上でしたが、それ以外はどちらもほぼ同等でした。

Question

そこで、外装や内装、幌を除いたエンジンや駆動系、足回りなどで前期型と後期型に明確な差はあるのでしょうか？
また、機械的な信頼性や故障などの箇所、修理の為の手間や費用などにも差はあるのでしょうか。ボクスターに詳しい方、ぜひ教えてください。よろしくお願いします。

Answer 1

ご質問ズバリではないのですが2001年2.7ｌと2000年3.2を所有しています。
エンジン形式的には同系の型式になっていますが恐らく車体のメカ的な部分は2000年と2001年で細部に違いがあります。F、Rトランクのオープナーは2000年はヒンジを手で引くタイプで2001年は電気的なスイッチに変更されています。幌のリミットスイッチも別ものが違う場所に取り付けられ推測ですが車体の基本的な構造は2000年と2001年で変更されている気がします。未確認ですがエンジンマウントも前期はボルト３本で固定していますが後期の車体はボルト４本での固定となっています。M96系の車体が2000年まで流用されていそうな感じを受けます。メーター類も電気制御の変更が2001年から変わっています。2000年警告等ランプ→豆球（切れたら要交換）2001年LEDに変更（基盤に直接半田付）2001年から電気的な変更点が多そうな気がします。スロットルシステムも違うかもしれません。初期はワイヤーのはず、後期はスロットペダルにエンコウダーを組み込み信号でスロットルをステッピングモーターで連動させています。1998年だとM96系2.5ｌモデルだと思いますが2003ですと2.7ｌか3.2ｌモデルになるので馬力の違いが大きいですね。試乗したら間違いなく2003年モデルの選択になると思いますよ。また、986系はプラパーツも多いためなるべく新しい年式がお勧めです。走行距離が多い場合はリフトしないと見えませんがエンジンマウントのヘタリの確認をしてください。ヘタっているとトルクをかけた際にエンジンと車体をつないでいるインフラ（水系ラインやオイル系のライン）にねじれが原因での破損や漏れからの故障につながります。幌もビニールスクリーンは冬場に割れちゃいます。2003年の登録月にもよりますがガラススクリーンのほうが快適に使えます。当方所有の2台はともにATですが排気量の違いかも知れませんがATコンピューターの設定の違いが明らかです。排気量の違いからだけではない感じを受けますね。参考にしてください。