ポルシェ 911 のみんなの質問

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ポルシェ911はなぜ今だにRRなのでしょうね?

コーナリング性能を突き詰めたらF1のようにMRになるのだろうし、
スポーツカーが4座にこだわる理由もわかりません。

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ベストアンサーに選ばれた回答

それが解っているから、911のシャーシを始めとしたコンポーネンツを流用して、ボクスター/ケイマンを作ったわけでしょ。

911は商業的に利益があるため、販売を続けているだけです。

ポルシェは、以前から北米での911の販売に会社全体の売り上げが左右されていました。アメリカの景気に、会社倒産の命運が大きく影響していたものです。

そこで、以前から911に代わる収益の柱を探して、何度もチャレンジをして来ています。944や928などのFRモデルがそれで、928には4ドアモデルの計画もありました。

ただ、928では4ドアモデルを出す前に928の販売が失速、戦後からずっと持ち続けている4ドアモデルの悲願は叶いませんでした。この悲願が叶うのが、カイエンの大ヒット、続くパナメーラで因縁の4ドアセダンをようやくヒットさせることが出来たということ。

現在では、カイエンやパナメーラがポルシェAGの屋台骨を支えており、911の比率がさらに小さくなれば、そのまま廃止となるはずです。

911廃止の前に、時間をかけてケイマンRの上級化とパナメーラGTで911の顧客をカバーする必要があるわけです。ケイマンRが、911とほとんど使用されるパーツが同じです、違うのはエンジン搭載位置くらい。(味付けが違いますが)

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その他の回答 (7件)

  • 走ることへの執念がポルシェ911というクルマの真骨頂であるからに
    他なりません。

    ポルシェは正しい車です。
    「もっと良いポルシェをつくるためにゴールは見えるだろうか」
    彼らメーカーは基本がそういう思想です。
    気持ちはエスカレートしていきます。
    エンジンのオイルやガソリン、ゴムの焦げる臭いがたまらない。
    そういう人が乗る車です。911シリーズ。

    ポルシェ911と過ごす日々。

    「今まで私は何を求め、何を成し遂げただろう。
    それは見果てぬ夢。 フェルディナント・ポルシェ」

    私たちは小さな細胞に始まり、真っ暗な世界に浮かんでいました。
    やがて世界は変化し、世界は私たちを変えていきました。
    そして進化がはじまったのです。
    シンプルなものは複雑になりました。
    良いアイデアは育ちます。
    悪いアイデアは滅びます。
    私たちは考えます。
    私たちは数式を考えました。
    そして私たちは月へ行ったのです。

    そうです。
    あなたはご存じないかもしれませんが、
    アメリカ合衆国のアポロ宇宙計画で宇宙飛行士が使用していた
    腕時計はOMEGAだったのです。
    え?そんなことは知ってるって?
    でも、月面車をNASAに納車したのはどこのメーカーか知っていますか?
    ドイツのポルシェです。911のポルシェです。

    私たちはさまざまな困難を乗り越えなくてはなりません。
    私たちが今まで学んできたことを、
    人類が数千年かけて学んできたことを
    ひとつの事に応用したら、何が起こるでしょうか。
    そのテクノロジーに関して、
    誰もが知ってる4つの車輪とエンジンに応用すると、
    何ができるのでしょうか。

    その成果は「356」「959」「GT1」と呼ばれています。
    進化の各過程における最高のものが次の世代に応用されます。
    そして新しいカタチが生まれます。
    それは「911」と名付けられました。
    それは単なるマシンではなく、アイデアの集約なのです。
    というのも、私たちはよく学んで応用し改善していくことを
    歴史がそう証明しているからです。

    そうです。
    私たちが知っているスポーツカーのすべての知識、
    財産、性能、ドラマ、夢が911のボディの中に納まっているのです。
    世界中、どこを探したってポルシェより優れたスポーツカーなど
    存在しないのです。

    何しろ、乗られることより、語られることのほうが多い車です。
    「ポルシェ」という名前を出しただけで、
    「いやGT-Rのほうが優れている!」と
    反論が出てくるぐらい、ポルシェというのは物語があるのです。
    ほら、月面車だってポルシェ製です。

    その911は、なぜ、「RR」なのか。
    良いアイデアは育ちます。
    悪いアイデアは滅びます。

    たまご。
    卵っていうと、鳥の卵を思い出すと思います。
    卵のあのカタチは、非常に優れているのです。
    外殻だけで非常に強い強度を持っています。
    たとえば、卵の尖がった部分に大人の人間が上に乗って体重をかけても
    ヒビも入らないし割れもしない。
    クルマのような、ある意味、殻のようなボディ構造には、
    卵から学ぶべきことは多いのです。

    かつてスバル360がそういう卵の特性を参考にしていました。
    しかし、ポルシェはもっと前から卵の特性を知っていました。
    ポルシェ911…
    RRでなくてはならないその理由は、ボディの構造、ボディ強度を
    保つために必要不可欠だったのです。
    ねじれません。他の車と比べて。
    他の車というのは、センターシャフトを通しているフロントエンジン、
    リアドライブのFR車のことです。
    ボディが外の力を受けてねじれることが多いFR車の中で、
    たとえば、みんなに人気のR32スカイラインクーペGT-Rでは、
    わからなかったけれど、R33型GT-Rからストラットタワーバーを
    取り付けて、ボディのねじれが軽減されるように改善しています。

    ポルシェ911は、卵の殻のようなボディ構造をしていますから、
    そのボディ剛性はまるで金庫のように頑丈なのです。
    なにしろ、日産がわざわざニュルブルクリンクなんて
    ドイツのサーキットでGT-Rを転がしているのは、
    ニュルブルクリンクをポルシェが元々、
    商品開発のテストコースとして使っていたからです。

    ポルシェ911は言っていませんか。
    駆動方式も変速方式も全ては普遍的な魅力に過ぎず、
    真の性能は、ボディ剛性にあると。
    どんなに馬力のある、よく回るエンジンを造ったって、
    ボディに剛性がなければ、結局、真っ直ぐ走れはしないのです。
    そう歴史は証明しています。

    じゃあ、日本の自動車メーカーもRRのスポーツカーを造ればいい、
    それこそ、日産のGT-RはRRにすればいいと思う人も
    いるかもしれませんが、そこは商品の魅力の問題があります。
    もはや、「RR」と言ったらポルシェ911以外にありえません。
    この2015年現在に「RRのスポーツカーです」と言って
    新型を出したところで「やーい、ポルシェのパクりめ!」と
    罵られて終わりです。売れやしません。

  • 経営上の判断に他なりません。
    忘れてならない大事なことは、ポルシェ356のプロトタイプはミッドシップの2シーターだったということ。敗戦国のドイツでは、そんな遊び車では商売が成り立たないので仕方なくVW共用のRRになったんです。
    911をやめるチャンスはあったんです。70年代の初頭にはポルシェが設計したEA266というVWのミッドシップ小型車をベースに911の後継モデルを作る計画を持っていた。そして70年代の後半にはフロントエンジン+トランスアクスルの928という素晴らしい答えを出したのですが、この車が世界的に不人気だった。
    かくて、以降のポルシェは狂信的な911信者の顔色をうかがいながら車作りをしています。長らく、資金難に喘いだポルシェにはそれしか道がなかった。しかし、何だかんだと理想論を言っても、売れなくて会社が潰れてしまえばどうしようもないのだから仕方がない。

  • そもそも911の前身である356がRRで登場したのにはわけがありました。
    ・低い舗装率
    ・低いタイヤグリップ
    ・二人とそこそこの荷物を積んで数百キロ旅行できる。
    この制約条件化であれば、トラクションのいいRRにポルシェ博士が行き着いたのも納得です。

    その発展系として911があるのですが、ポルシェ社もこのレイアウトが「真直ぐに加速する」こと以外の利点に乏しく、劣悪な直進性、速度によって激変するコーナリング特性、燃費が良くない割にフロントに燃料タンクを置くというレイアウトゆえの小さなタンク容量ではGTを名乗るのもおこがましいほどの足の短さ、という問題を抱えていることは重々承知していました。
    そこで924、928、944、968というFR車が登場します。
    良好な直進性能と良好なハンドリングを備えていたのですが、これがまあ全く売れなかった。
    そこでポルシェ社は気付きます。「顧客が欲しているのは、運動性のが優れたスポーツカーや長距離一気できるGTではない。ロレックスの時計と一緒で、911という誰もが見てそれと分るブランド品なんだ」と。
    そこで登場したのが964。
    以降は「わが社はこうする」ではなく、「マーケティングの結果こういうのが売れる」という方向にシフトし、991に至っています。964の美点であった「絶対的な全長と全幅の小ささ」という美点すら全く無くし。

    もっとも顧客の殆どがATで、シートを寝かしてストレートアームで、片道せいぜい200Km運転するだけですからそれで十分。

  • 時間が正確で性能が良くて安いクオーツや電波時計がある時代に、何十万円、何百万円もする手巻きや自動巻の時計を作るのと同じですね。
    性能的に不利な構造の機械を高いお金を出して買う人がいるからです。
    ロレックスがクオーツになったらロレックスでなくなる。

  • 根強いファンがいる事とそれに代わる車がポルシェ無い為です。

    今も4座がのこっているのは
    アメリカの税制を考慮しているとも言われています。

    パナメーラのクーペが出れば取って代わるのかも知れませんが・・・

  • 今更後に引けないからです、ポルシェの購買層がRRしか許さなかった(自ら撒いた種ですが)、RRが故にオーバーステア対策でフロント荷重が欲しい、フロントシートも前寄りに配置したい、RRでリヤにスポーツカーにしては余分な空間が生まれる、2人分のシートが収まる程の空間が。
    最近は少しずつ昔の購買層が高齢で減って来て、不利なRRからMRにシフトしつつ有りますね、MRの水平対向だと物理的にリヤシートは無理ですし。
    これと似たのがスバルですね、水平対向シンメカルのアイディンティティを貫いた来た故に、今以上の発展が困難な状態です、今更レイアウトを変える訳にも行きませんしね。

  • そこが良いところなんですね。
    あれは古典的と言われようがあった方が良いです。

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