アルファロメオのセレスピードとアウディ、ワーゲンからスタートしその後ポルシェ911に搭載され今に至るDCTとの違いは何でしょうか？

Question

DCTはセレと同じ2ペダルクラッチ？
歴史はセレが古く、その後進化して行ったのが構造違えどDCTなのか？
そしてセレとDCTを実際運転してみて、その特徴の違い等（どちらが運転していて楽しいか？）を教えてください♪

補足

皆さま、詳しすぎて驚きました！ところでセレスピードは坂道発進が必須ですが、DCTほか、こちらも坂道発進が必須なのでしょうか？またセレスピードは減速時、人間業では到底無理な減速を勝手にしてくれますが（もちろん手動も可能）DCTほかその類のものも減速を勝手にしてくれるのでしょうか？セレスピードはシティモードはとてもATと言えるものではありませんので殆ど手動ですが、ミッションに一番違い感覚だと思ってました。

Answer 1

アルファのセレスピードはBMWのSMGと同じ機構です
要するにセミATの第一世代とでもいうもの、クラッチを人間が足で踏む動作を、油圧でやるというもの、ですからミッションの構造はマニュアルMTと同じ、クラッチの切り離し接続をコンピューター制御の油圧システムでやります

DCTはそれを進歩させて、ダブルクラッチとして、通常行うクラッチを切ってギヤチェンジしてクラッチをつなぐという動作を、より素早くやるために、１速から2速にする場合、２速ギヤを予め待機させて、タイムラグをなくして、即座につながるようにしています、１・３・５のギヤと２・４・６のギヤを２系列に分けて、ギヤチェンジがよりスムーズに素早くできるようにしています

と言っても言葉じゃむつかしいですけどね、セレスピードはよく壊れていました、これはSMGも同じようなもので、最初は評判よくなかったですね、人間がクラッチ操作するよりは、数倍速いのですが、乗ってればギヤチェンジの違和感はありました、特にATモードはギヤチェンジがスムーズじゃなくギクシャクした感じでした。
その違和感が最近のDCTではほとんどトルコン式ATと見分けがつかないくらいに良くなってきています

運転して楽しいはないですね、そりゃ自分でクラッチ操作してヒール＆トーとかやりながら操る方が楽しい、セミATは改良が進んで最近のほうがより正確で素早いチェンジができる。技術の進歩という事でしょう
サーキットなどでの信頼感はDCTでしょう、BMWのE46M3SMGで走ってたことあるけど、真夏の高温下では、SMGのクラッチを動かす作動油がブレーキオイルと同じで沸騰してギヤチェンジができなくなる！！というのがありましたからね

最近ゴルフ７GTiに乗りましたが、ATモードもとてもスムーズになり、シフトフィーリングもダイレクト感が増していると思いました
ベンツなどは９速トルコン式の通常のATを使っています、燃費向上のために多段化ですが、マニュアルミッションがベースのDCTではマニュアルミッションの容積から、多段化がむつかしいので、多段式ATが主流になるかもしれませんね、通常の乗り味はどちらもほとんど変わらないレベルに近づいたと思います

Answer 2

セレとダブルカプリングの違いは皆さんが仰る通りです。

青山に本社のある完成車メーカーの元役員が飲み仲間に居ますが、
彼曰く、「ダブルクラッチはハイパワーには弱い。変速速度も速くなっているので世界的にはトルコン回帰になってる」と言っていました。

ATが良いかMTが良いかは効率では測れない趣味の世界では「面倒臭いのが好き」と言うのが有ります。

ヒューマンエラーを防ぐと言う点ではATなのでしょうけど、
昨今のボケ老人による踏み違い事故を見聞きするにつけ、MTにしたらエンストして事故は未然に防げるのに、、、、、と現役高齢者は思います。

Answer 3

アルファのセレはシングルクラッチ
ＶＷのＤＳＧはツインクラッチ

ポルシェはＶＷグループとは別物の
ＺＦ社とポルシェの共同開発ＤＣＴです。

因みに最近のＢＭＷのＭもＺＦ社とＢＭＷの
共同開発のＤＣＴ積んでますね。

運転自体はツインクラッチのＤＳＧやＤＣＴの方が
楽しいでしょう。

Answer 4

とりあえず言えるのはセレスピードはシングルクラッチです。
普通のマニュアルの構造でクラッチだけ機械にやらせてるだけ。
DCTはツインクラッチ。
1.3.5用と2.4.6用にそれぞれクラッチで繋がっておりどちらかが繋がってる状態。だからギアチェンジが瞬時に出来る。正直普通のマニュアル車が一番楽しい。コツと慣れが必要だからです。
セレスピードはギアチェンジの動きが少しダルい。