ポルシェ911でFRはでませんか？

Answer 1

ポルシェ９１１の成り立ちは極めて合理的でした。

開発された１９５０年代当時に与えられた命題は、
・２＋２の室内。
・舗装率の低い道路とグリップの低いタイヤで抜群の加速性能を得ること。
これが大きな設計思想で、その最適解としてＲＲになりました。
勿論ハンドリングは最悪ですが、レーサーがサーキットで運転するわけではありませんので、素人に一番分りやすい早さ＝加速力、を重視した設計になっています。
これがポルシェ３５６です。
その発展系、大排気量系として９１１は出来たのですが、
・低速ドアンダー、高速ドオーバーの最悪のハンドリング。
・雨のアウトバーンでは１００ｋｍ/ｈでも怖い直進安定性の低さ。
・フロントに燃料タンクを置くというレイアウトの結果の小さな燃料タンク、とそれゆえの足の短さ。
という大きな欠点を抱えていました。

そこで登場したのが９２４～９６８へと続くＦＲシリーズです。
そりゃあもうＦＲのお手本のような素晴らしいハンドリングをしていました。
が、全然売れなかった。

そこでポルシェ社は気付きます。
マーケットが欲しているのは「スポーツカー」とか「長距離一気できるＧＴ」とかではなく、ロレックスの金時計とかシャネルのバックのように「誰もが一目で見て分る高価格ブランド商品」なんだ、と。

ですから、９１１は、
あの形は絶対に変えないでしょうし、ＲＲも絶対に変えないでしょう。

Answer 2

2015年５月に発売される。

Answer 3

釣りが連発すぎて笑えませんが一応RRだと釣られておきますね