2015年5月
■2015年5月
日産は主力SUVのエクストレイルにハイブリッド車を追加し、2015年5月13日に発売した。
今回追加するエクストレイルハイブリッドは、エクストレイルの高い走行性能を環境性能を両立させるハイブリッドのパワートレーンを搭載するもので、2.5リッターのガソリンエンジンを超えるパワフルな加速性能や、高い静粛性による快適な走行を実現した。同時にエマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)を標準装備とすることで安全性を向上させている。
エクストレイルハイブリッドの内外装の仕様はガソリン車とあまり変わらない。外観は左右フロントドアとバックドアの3か所に装着されたハイブリッド専用エンブレムデザインが異なるだけで、インテリアもハイブリッド専用のメーターが装着される程度だ。
搭載されたハイブリッドシステムは日産独自のインテリジェント・デュアル・クラッチ・コントロールで、駆動と発電を1つのモーターで行う高効率なシステムだ。
2つあるクラッチの1つでモーターとエンジンを完全に切り離すことで、高速域でのモーター走行や高効率のエネルギー回生を可能にした。これによりJC08モードで20.6km/Lの低燃費を実現した。全車「平成32年度燃費基準+20%」を達成したほか、ハイブリッド車として免税措置が適用される。
全グレードで平成17年排出ガス規制値に対し、NOx(窒素酸化物)、NMHC(非メタン炭化水素)の排出量を75%低減し、国土交通省より「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」にも認定されている。
ハイブリッドシステムに合わせて最適化した2.0リッターのMR20DDエンジンでは、補機ベルトの廃止や低フリクションオイルシールの採用により基本性能も向上し、システム全体の改善によって低燃費を達成している。組み合わせるエクストロニックCVTにはガソリン車と同様のステップ変速制御を採用し、優れた燃費性能に加え、力強い加速も実現した。
ハイブリッド用の電池は素早い充放電が可能なリチウムイオンバッテリーが搭載され、高速で精密なモーター制御によるクラッチ操作ができ、スムーズな発進・変速を実現した。コンパクトなリチウムイオンバッテリーを採用することで、ハイブリッド車でありながら、ガソリン車と遜色ない400リッター以上のラゲッジスペースを備えている。
モーターアシストや機械的にエンジンとモーターのエネルギーを伝達する2クラッチ方式により、レスポンスのよい発進加速を実現。低速から全域にわたり2.5リッターガソリン車をしのぐトルクを発生し、常に余裕のある走りが可能とした。走行条件に応じてモーターとエンジン双方の出力を組み合わせることで、パワフルな走りを実現した。
ベースグレードに2WD車が設定されるほか、4WDが3グレードの合計4グレードのバリエーションが構成されている。
■2015年7月
日産は主力SUVのエクストレイルにハイブリッド車を追加し、2015年5月13日に発売した。
今回追加するエクストレイルハイブリッドは、エクストレイルの高い走行性能を環境性能を両立させるハイブリッドのパワートレーンを搭載するもので、2.5リッターのガソリンエンジンを超えるパワフルな加速性能や、高い静粛性による快適な走行を実現した。同時にエマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)を標準装備とすることで安全性を向上させている。
エクストレイルハイブリッドの内外装の仕様はガソリン車とあまり変わらない。外観は左右フロントドアとバックドアの3か所に装着されたハイブリッド専用エンブレムデザインが異なるだけで、インテリアもハイブリッド専用のメーターが装着される程度だ。
搭載されたハイブリッドシステムは日産独自のインテリジェント・デュアル・クラッチ・コントロールで、駆動と発電を1つのモーターで行う高効率なシステムだ。
2つあるクラッチの1つでモーターとエンジンを完全に切り離すことで、高速域でのモーター走行や高効率のエネルギー回生を可能にした。これによりJC08モードで20.6km/Lの低燃費を実現した。全車「平成32年度燃費基準+20%」を達成したほか、ハイブリッド車として免税措置が適用される。
全グレードで平成17年排出ガス規制値に対し、NOx(窒素酸化物)、NMHC(非メタン炭化水素)の排出量を75%低減し、国土交通省より「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」にも認定されている。
ハイブリッドシステムに合わせて最適化した2.0リッターのMR20DDエンジンでは、補機ベルトの廃止や低フリクションオイルシールの採用により基本性能も向上し、システム全体の改善によって低燃費を達成している。組み合わせるエクストロニックCVTにはガソリン車と同様のステップ変速制御を採用し、優れた燃費性能に加え、力強い加速も実現した。
ハイブリッド用の電池は素早い充放電が可能なリチウムイオンバッテリーが搭載され、高速で精密なモーター制御によるクラッチ操作ができ、スムーズな発進・変速を実現した。コンパクトなリチウムイオンバッテリーを採用することで、ハイブリッド車でありながら、ガソリン車と遜色ない400リッター以上のラゲッジスペースを備えている。
モーターアシストや機械的にエンジンとモーターのエネルギーを伝達する2クラッチ方式により、レスポンスのよい発進加速を実現。低速から全域にわたり2.5リッターガソリン車をしのぐトルクを発生し、常に余裕のある走りが可能とした。走行条件に応じてモーターとエンジン双方の出力を組み合わせることで、パワフルな走りを実現した。
ベースグレードに2WD車が設定されるほか、4WDが3グレードの合計4グレードのバリエーションが構成されている。
同年7月7日にはオーテックジャパンが「20Xハイブリッド“エマージェンシーブレーキパッケージ”」をベースに、専用デザインのフロントバンパーや18インチアルミホイール、本革シートなどを装備して内外装の高級感を高めた特別仕様車「モード・プレミア ハイブリッド」を発売した。