映画「おっぱいバレー」に出てくる旧車の組み合わせが妙にリアリティー高い件

Question

１９６０年代中期から１９７０年代末までの車、RT40コロナ・３３０・４３０セドグロ・５１０ブル・B２１０サニー・・・・

組み合わせとかが妙にリアリティーありますｗ

年代以外かなり無作為に選んでいるのでしょうか？１つ１つ作為的に選ばれた車なのでしょうか？？

Answer 1

車に限りませんが、過去の時代を映像化するに当たってはこういう小道具は重要な役割を果たしていると思います。
特にその映画の設定された年代を「実際に生きた人間にとっては」、あまり露骨な跳躍があったり合わない代用品が使われると一気に白けてしまうこともありますし、映画の世界に感情移入するためにもおろそかには出来ない事だろうと思います。

最近では劇中車を貸し出す専門の会社もあるそうですし、品揃えも豊富らしいですから昔ほどの苦労はないのでしょうが、それでも特殊な車は苦労があるようです。

たとえば、昔のNHKの朝ドラ（ちゅらさんだったかな？）で、タクシーが登場するシーンがあったのですが１２０系のクラウンセダンまでは年代に合っていましたが流石に丸目４灯の業務用車両は手配出来なかった様で、異型角型２灯ライトに○穴開けた黒いカッティングシートを貼り付けて遠目にそう見えるよう苦肉の策？の工夫がされていました。
あと、浅間山荘事件を扱った映画ではランクルの４０系が登場しますが、年式の新しいディーゼル仕様？で、ワイパーが黒塗装だった事に個人的には違和感を感じました、ランクルでもガソリンのＦＪ４０か、いっそ日産パトロールであればどんぴしゃだったでしょうけれど。

個人的にはこういった所を見つけて作り手の拘り具合や苦労を想像するのも映画やドラマを見る楽しみの一つですね。

追伸

http://www.fjmovie.com/main/interview/2009/03_opv.html
ここに作り手のインタビューがあり、そこに記述があります。
以下引用すると、

―― 走っている車もほんとに当時見かけたような車ですね。よくあれだけ昔の車が揃ったなと思いました。

羽住：あれは、門司港レトロカーミーティングという古い車を持っている方たちのクラブが協力してくださったんです。古い車が好きな方たちですから、もちろん特殊な車、たとえばトヨタ２０００ＧＴなんかも持っているんですよ。だけど、そういう特殊な車が走っていると、ちょっとうそ臭くなっちゃうんですよね。だから事前に募集をして、なるべく当時普通に走っていたような車を集めてもらったんです

以上、引用終わり。

ちょっと調べるといろいろ判るようですから、ご自分で調べるのも良いかと思います。

質問者からのお礼コメント

やはり旧車やその時代に詳しい人たちによって精査されたものだったんですね。当時最新型の４３０とかは頻出させないですしｗ