日産 スカイラインGT‐R のみんなの質問

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現在を含めて今後、ホンダの初期型nsxの購入を検討されてる方って、生産終了のパーツも増えているのに何故?

スカイラインgtrの様にメーカーがバックアップしてくれれば良いのですが、ホンダは確かですが2040年までバックアップしてくれると言っていたと記憶してましたが、リフレッシュプランも受付終了の様ですし、自分もNSXの購入を考えていたので、かなりショックで皆さんのご意見をお伺いしたいと思いますので、宜しくお願いします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

なぜ?って
NSXだからですね。

車はエンジンさえも部品の一部で
エンジンは交換できるけど
足回りも交換品できるけど
車体がダメになれば廃車です。

初期のリフレッシュプランで入庫した個体で
走行距離30万キロのNSXがあって
当時はホンダのホームページにも掲載されていました。

フルリフレッシュということで
部品はすべて取り外されて
何も取り付けられていないシャーシ単体だけで
とあるチェック検査が行われました。

ボディ剛性や歪みなどを測定器で確認したところ
新車同等の数値を保持していて
ここからさらに30万キロ走れるレベルのシャーシだったことが分かり、
NSXの開発者も驚いていたようです。
NSXの開発当時は1980年代後半で、メールなどは一般的でなく、
電話やFAXしかない時代でした。
NSXはホンダの技術者たちが機材や車を持ち込んでニュルブルクリンクで開発されていて
タイヤだけでも数百セットが試され、コースを周回走行する度にピットインしてデータを収集という、非常にアナログな手法で開発されていて
いわば、職人が手作りするように開発されました。

オールアルミボディのために、
ドイツまでアルミの溶接機も持ち込んでいて
周回する度にドライバーのコメントを元にして
どのコーナーでボディが歪むなどの意見を聞き、
シャーシ担当の技術者がその場で、
もう根拠なんてなかったそうです、
シャーシを知り尽くしている技術者の勘で、
ココだ!という場所を周回ごとに
アルミボディをスポット溶接したり、補強部品を溶接して補強したりを繰り返し、
行われていたのは開発というよりは、陶芸家が何度も何度も試作を繰り返すかのような職人による、
一点物の伝統工芸品のようなことをやっていました。
シミュレーションではなく
現場を見て現物を見て現実を知る、
ホンダではこれを3現主義と呼んでいますがそういうことを
毎日毎日来る日も来る日も
ひたすらやっていたそうです。

そのため、アルミボディとはいえ重量がどんどん増えて
100kgくらい増えたが
ニュルブルクリンクをレーシングカーのように走るためには必要だとして妥協は一切なかったそうです。

アルミ缶のようなイメージを持たれては困る、
寸分の妥協もない完璧なシャーシを作るためだったそうです。

そのデータはFAXでホンダの研究所に毎日毎日延々と送られ続け、ホンダはそれをスーパーコンピューターで解析して図面に落とし込む、を繰り返して
実際には同じ強度で約30kg増で済んだということです。

ちなみに、
ホンダの研究所に届いた、
とある日のFAXには、
補強内容と合わせてコメントが書かれていて
"空中姿勢が悪い"というものでしたが日本のホンダ研究所では何のことか全く意味不明だったそうです。
それは、ニュルブルクリンクにはアクセル全開で走る超高速ハイスピードゾーンがあって
そこには丘高い箇所があり、
そこで車体が地面を飛んで2秒くらい宙に浮くんだそうで
ボディが捩れて着地が乱れる、ということでした。
そのことだというのは開発陣が帰国後に分かったそうです。

発売後もオーナーらと交流する走行会を鈴鹿サーキットで開催して
プロドライバーがユーザーのNSXを運転して鈴鹿のコースを
レーシング速度で走り抜ける同乗体験や
超高速からのフルブレーキングで停止するストッビング体験などもあって
こんなに短い距離で止まれるのかと大好評だったそうです。
そのため日本中の他のいろんな走行会では段々と、
NSXユーザーはスキルが高い
という評判が上がるようになり、
ユーザーからは
もっと速いNSXを作ってほしいとホンダへの要望が高まりました。
それに対してホンダが応えたのが、
NSXのタイプR。

いまトヨタや日産が
こういうスーパースポーツでやってるようなサーキットでのユーザーミーティングなどのあらゆることがホンダの後追いなのです。

つまり今もまだ、
トップランナーはホンダ、
ホンダのNSX。

GTRとかレクサスとは別の、
NSXにしかない価値がある。

だから30年も前の初代NSXは
人気が続いているのです。

質問者からのお礼コメント

2024.4.24 21:22

初期型NSXの生い立ちを知ると本当に凄い車だと改めて認識させられました。
ありがとうございました。

その他の回答 (3件)

  • 買う前からクヨクヨと悩むなら購入はあきらめた方が良いでしょう。旧いフェラーリ乗りを見てくださいある意味とても潔いい、トラブルを受け止める器が無いと思うならあきらめてください。

  • NSXを所有しています。

    リフレッシュプランが無くなっても、部品供給は続いていますからね。
    そこまで心配していません。
    現に2年前は納期不明だったエンジンマウントの在庫が復活し、先日交換したばかり。

    リフレッシュプランが無くなったのは寂しい所ですが、受ける人は少なかったと思いますよ。
    手元に見積もりが有りますが、
    ・エンジン推奨 145万円
    ・エンジンオーバーホール 240万円
    ・ミッション 58万円
    ・足回りオール 220万円
    ・外装オール 380万円
    ・内装オール 231万円
    セット価格なので高額で、他にクラッチやエアコン等を含めると軽く新車価格は越えます。
    それで数年待ち。
    壊れた部品毎に近くのディーラーで修理した方が良いと思いますね。

  • メーター基盤の部品やその他パーツを独自に作ってるnsxのスペシャルショップがあるので何とかなると思ってます。

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