GT-Rのノーマルと軽量化したもの同士でサーキットで競争したら絶対にノーマルが勝つのですか。メーカーの人の解説動画ではノーマルの重量が最適で軽量化したら遅くなると断定していました。

Question

完全ノーマル車と、シートを外したりガラスの樹脂化などで100kg軽量化したものとフルノーマル車を同じドライバーでツクバサーキットでタイムアタック対決したらノーマル車が絶対勝利するのですか。重い方が勝つというのはどうにも考えづらいですが、メーカーの人がそのように断言しているので社外の人の意見が聞きたいです。もちろん推測になるのでしょうけど。
考えをお聞きしたい。

Answer 1

動画、見ましたか・・・
どの動画を見たのか判りませんが、ワタシが見た動画では、あの説明は『説明が間違ってる』ということです。

100歩譲って。
単純に軽量化だけなら前後重量配分は変わるし、ばねやダンパーがそのままだったら硬過ぎて、加速性能以外のパフォーマンスは低下するかもしれませんが、盲目的に軽量化してばね1本変えないなんてことはあり得ませんよね。

説明しているヒトは、クルマを設計したヒトではありません。管理職です。エンジニアではなくマネージャーです。
社内でマネージメントばかりやって、それで評価されて来たヒトなんだろな、って話ですよ。

まぁ、量産車は何百人ものスタッフで作るので、中にはこういうネボケたヤツもいる、ってことですよ。
実はGT-Rの担当設計者に仕事上の友人がいて（ワタシは、日産とは関係ありませんが自動車工学の研究者です）、彼は知識も経験もあり、手堅い設計をする人物です。
大丈夫です、GT-Rはウスラボケた開発主管ではなく、そういう担当設計が束になって作り上げたものです。

動画を見て誰か止めろよ、とは思いましたが、言ってるのが開発責任者だったので、勝手に言わせておいたんでしょう。

重過ぎると突っ込まれたなら、『スーパーカーと違い10万km持つ』とか『街中で事故っても、安全性はスーパーカーとは段違い』とか、そういう点を強調すればよかったのに、と思います。

質問者からのお礼コメント

全く同意できるご意見をありがとうございます。どうも仕上がっているスペックにむりやり理由をこじつけているような動画で見苦しいと感じました。

Answer 2

トラクションの意味合いでは、むやみに軽くすると掛が悪くなる可能性は、あります。

しかし軽量化する事により、加速性能やブレーキ、コーナリングが良くなったりします。

最高速は、落ちますが……

軽量に見合うセッティングをすれば良いでは？

Answer 3

本当に憶測ですが、軽さは正義だと思います。他の条件が同じなら、軽いことで遠心力も慣性も小さくなる。
ただ、やみくもに軽量化して、重心位置や、車体の剛性など、シビアにセッティングされたものが崩れて遅くなるということはあるかもしれません。
メーカーはそのへんを言いたいのかなぁ？なんて思います。「完璧に仕上げたものを崩すんじゃない」と。

Answer 4

R35の話だとして、ノーマルの車重は1700kg以上だと思います。
そこから100kg軽量化しても、1600kg。
計算上、6%程度の軽量化で、殆ど誤差の範囲だと思います。
筑波は1週約2kmです。
その程度なら、なさら違いは出ないと思います。

Answer 5

栃ノ嵐さんへ

ん?
「車軽いは七難隠す」
は私の造語ですけども f(^^;)、加速の繰り返しが日常である自動車にとっては、1gでも重い事は罪です。d(-_-)
加速だけじゃ無くて、減速にも効く。し、燃料も食わなく成る。
そして、、、
競技車製作の第一歩は、Strip Down。つまり要らん物を外して軽量化する事から始まります。
内張も要らないし(但し競技規定で乗員保護の為に装着が必要な場合在り)、アンダーコートも剥がす。その上で保護用品、6点ケージを組み込んで行きます、溶接で。
エアコン何か、目の敵にされます。d(^_^;)

曲がる停まる走るを重視するなら、軽量化。特にばね下の軽量化が大事です。
タイヤが太い(幅広い)のを見て「カッコイイ〜♪」と無邪気に喜ぶ人は、解って無ぇなぁ〜の一丁目なんですね。d(^^;)

Answer 6

筑波ならほぼ差は出ないと思いますが、軽い方が有利であることに変わりはないです。