当方日産モコ mg22sに乗っております。

Question

昨年からエアコンが効かずガス注入してもらった所、
どこかでガス漏れの為注入できず、夏は放置しておりました
この度、車検前に自動車リサイクルパーツ(リビルト品ではない)を購入し、
A/Cコンプレッサーとコンデンサーを自分で交換し
ガスを注入してもらいました。
漏れ検知器にて確認してもらった所
漏れはなく安心しておりましたが、
この週末の気温でA/Cオンしたところ
冷えが弱く、夏の気温ではとても耐えられない風が出てきます。
(A/Cオンとオフでは多少温度が違う程度・18度と24度では温度は変わらない気がします)
この症状では何が原因と考えられるかご教授頂きたく。
気になるのは
コンプレッサーは一度オイルを抜きオイルを50cc入れました。
A/Cは回りますが、回りっぱなしの気がします。切れません。

宜しくお願い致します。

Answer 1

この症状では何が原因と考えられるかご教授頂きたく。



冷えるなら
ガス圧の点検

質問内容からでは
回答は難しい

ゲージマニホールドを
エアコン配管に接続後

エンジンを始動
エアコンを全開状態作動
外気導入・窓を全開
エンジン回転を２０００回転保持

低圧側で「1.5～2.5㎏/㎝2」
高圧側で「14～16㎏/㎝2」なら、
エアコンガスは許容範囲
(猛暑日は高圧側で20㎏/㎝2～になる時もあり）





カーエアコンが冷えない時に
自分の車両のエアコンガス充填量が規定量かどうか
「バランス圧力」を調べることで可能

ただし「バランス圧力」は最低
５時間から～６時間
車輛を日陰で保管した時に
エアコンガス配管に接続後
調べることが出来る数値
(できれば１日、日陰で放置)

「バランス圧力」とは
エンジンとコンプレッサーを止めると
時間が経過後、最後には、高圧・低圧が同じ値に
これが、「バランス圧力」

ただし、各部分の部品温度は格差が
エアコンガスも気体・液体の状態
完全に等しいガスに、変わるまで時間が掛かり

「バランス圧力」を見るのに
冷媒と接する、各部品の温度が気温と同じで無いと
正確な数値を出すことが不可能

外気温が２５度時の時、「バランス圧力」は
5.7bar(570kPa:旧単位では約5.8kgf/cm2)
外気温が３０度時の時、「バランス圧力」は
6.8bar(680kPa:旧単位では約6.9kgf/cm2)になれば
エアコン配管内、エアコンガス充填量は正常、異常なし


「バランス圧力」、正しい充填量を把握することは
時間が掛かっても、手間は大したことが無い便利な方法



「バランス圧力」より
エアコンガス過充填に
配管内に、冷媒だけでなく
液化した、冷媒が存在
エキスパンションバルブ後に
エボパレーター内部で完全に気化できないため
エアコンコンプレッサーにエアコンガスが戻ると
エアコンコンプレッサー内部で
エンジンのウォーターハンマーと同じことが起こり
コンプレッサーバルブ破損
ガスケット破損
最悪・ピストン破損に


「バランス圧力」より
エアコンガス充填不足
気体が混入した冷媒が
エキスパンションバルブに送られ
気化熱を十分に奪い取ることが出来ず
冷え不足を

「バランス圧力」を正しく理解できれば
配管内の充填量を批握後
低圧値・高圧値の確認で
・コンプレッサー不良
・エキスパンションバルブ不良
・レシーバードライヤー不良
などの判定が可能

質問者からのお礼コメント

ありがとうございました。
まずはガス圧をお教え頂いた方法で測定してみようと思います。