日産 リーフ 「世界最先端 これまでの常識がひっくり返る程の出来栄えな電気自動車であるリーフ。これまでのハイブリッド車が過去のものになった気がした。電気自動車ブームは」のユーザーレビュー

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日産 リーフ

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乗車形式:試乗

評価

5

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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世界最先端 これまでの常識がひっくり返る程の出来栄えな電気自動車であるリーフ。これまでのハイブリッド車が過去のものになった気がした。電気自動車ブームは

2011.9.3

総評
世界最先端
これまでの常識がひっくり返る程の出来栄えな電気自動車であるリーフ。これまでのハイブリッド車が過去のものになった気がした。電気自動車ブームはこれまで二度程あったと言うが、ここに来て、やっとリーフが三度目の正直になろうかとしている。それ程に完成度は高く、これなら実用に耐えられると判断した。ただ手放しで喜べるかどうかはまだわからない部分もあり、電気自動車の将来性を占うにはまだもう少し時間がかかりそうだ。二酸化炭素排出ゼロとうたっているが電力を供給・使用するまでのすべての過程ではどうなのだろう?物事はトータルで考えなければなるまい。さらには製造・廃棄までは?トータルの部品点数では圧倒的に少なくなると言うが、重量はかなり重い。下請けメーカーは淘汰されないのだろうか?バッテリーの廃棄等で環境の負荷は逆に増えたりしないのだろうか?専門家では無いので未知数だが、新世代の切り札には十分なりうる点ではもはやハイブリッドよりも電気自動車のような気はする。ただ、コスト的にも機能的にもすぐれたデジタル時計が世界を制していないようにすべてのクルマが電気自動車になるとは思えない。時計は未だに高級なものはほぼすべてがアナログでおまけに機械式が主流である。趣味性もある製品は特に便利だから満足すると言うものでは無いらしい。
満足している点
・圧倒的な加速感及び静けさ。これまでの高級車には無い、出だしからのリニアな加速。暴力的では無く紳士的に速い。騒音もほとんどなく静かで乗客には最高の快適性。ただ、これまでのガソリン車のエンジン・フィールが心地良いと感じた人は寂しい思いをするだろう。ただし、外部の騒音問題や排ガス問題は相当改善されると思う。また重量があるためと低重心の恩恵か安定感も抜群。
・近未来的な存在感。デザインはやはり独特で、見方を変えると真っ当な5ドア・ハッチバックでアクセラ・スポーツみたいにも取れると思う。個性的な顔立ちは好みが割れると思う。カッコいいのか悪いのか微妙な顔つきはマスやタラ(サザエさんみたいだが)の口元のようでもある。見たことは無いが、宇宙人みたいでもある。もう少しどうにかしたらスポーツ・カーの様になりそうなのでちょっと残念。ラジエーター・グリルは不要なのですっきりしてほしい。個性的なライトは空力にはこだわったらしく、風切り音の低減に役立っているとか。
・圧倒的な経済性。ただし年間に平均的な1万㌔以下くらいではなかなか元は取れない。社用車レベルの使用頻度なら数年で大差が付くと思う。よくわからない部分もあるが、オイル交換等も不要?ならさまざまな点でコスト・ダウンでき、環境負荷も減る気はする。
・最先端のクルマに乗ってる満足感。世界的にみてもこれ程最先端なクルマはそれ程無いと思われる。ナビで近隣充電所も探してくれる。
・バッテリー等の重量物が床下に集約されている為、安定感抜群。
・減税があれこれ受けられる。ベース・グレードでは約300万円で買えてしまうらしい。自動車税もリッター・カー並とか。そう考えるとこの車開発費まで含めると相当お得な気がする。
・とても上品は室内。白っぽい内装は旅客機の室内のようで非常に快適である。センター・コンソールあたりも白っぽくしてもらえたらもっと良かったと思う。ドアの内側の取っ手は頻繁なる開閉で汚れそうなのが怖い。
・メンテナンス性の向上。部品点数が格段に少ない為、点検も楽と思う。ひょっとしたらほとんどメンテナンス・フリーかもしれない。そうなるとランニング・コストも減って良い。
・石油が枯渇してもライフ・ラインが保てる。
・家庭でも充電可能。スタンドに行く手間や時間が削減できる。
不満な点
・航続距離はおよそ100㌔~160㌔程との事なので、ノンストップでの長距離には向かないと思われるが、だいたい40㌔平均くらいで日産のディーラーがあるので安心である。また三菱のディーラーでも給電可能と思われる。これからは全国的にコンビニ等でも給電が可能になるだろう。ただし、急速充電では80㌫程しか充電できないので用心が必要。あと、加速がいいからと調子に乗ると電費が落ちるので注意。高速道路ではブレーキによるエネルギー回生が少ないらしい。
・一般的にはやや高価。年収300万円時代とか言われている昨今にはやや高価。現実的にはあと100万円くらいは下がってほしい。
・トランクはそれなりに広いがせっかくのハッチ・バックの良さである、シート・アレンジがイマイチ。後部シートを倒してもトランクと室内空間の間に段差が出来る。ただし、これまでのハイブリッドに比べると後方視界も良い上、トランク容量も350L程と大きい。ゴルフ・バッグ2個積めるらしい。普通サイズの車椅子も積載可能とか。厳しい事も書いたが夢のある魅力満載のクルマではある。電気スポーツカーなら安く、デザインも自由だし、これまでの様に限られた人以外でも経済的にスーパーカー以上の性能を楽しめる様になるだろう。
デザイン

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走行性能

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積載性

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燃費

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価格

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