日産 ジューク 「ジュークは、かっこいい 「ジュークは、かっこいい。ジュークに乗りたい」 息子が、そう言うので、二人で日産のディーラーに出かけました。 実車のジュークを」のユーザーレビュー

ジュークは、かっこいい 「ジュークは、かっこいい。ジュークに乗りたい」 息子が、そう言うので、二人で日産のディーラーに出かけました。 実車のジュークを

2010.6.20

総評

ジュークは、かっこいい
「ジュークは、かっこいい。ジュークに乗りたい」
息子が、そう言うので、二人で日産のディーラーに出かけました。
実車のジュークを見ると、ボリューム感があって、なかなか良い。
「ホソ・マッチョ～！」
今、「プロテインウォーター」のTV・CMをやっていますが、その車版という感じ。「ネオン管」の光源を背にして踊るショーダンサーのような色気がある。
車内に乗り込んで、更に感激しました。外装バンパーと同じ塗装が施されたセンターコンソール。メッキ処理が施された、特殊形状のインナードアハンドル。派手目な配色ながら、決してそれが下品な印象にはならないシート地の選定。
「このセンス、他社も見習った方が良いよね。特にホンダは」
分かったようなことを言えるまでに成長した息子。時の流れゆく速さに驚くとともに、フラッシュバックされる過去と感慨深げに対話する父親。
しかし、つかの間の幸福も、長くは続きませんでした。
後部座席の天井に、息子の頭がつかえてしまうことが判明したのです。
「空力のため」
営業マンは、そう言っていましたが、そんなの嘘。
これは、デュアリスやムラーノの存在意義を保つための戦略なのです。「価格破壊の原動力」となることを回避しているのです。そのしたたかさは、デイフェンスの動きを読む能力に優れる、老獪な「アメフト選手」のよう。
「パパ、ごめん。試乗に来た意味がなかったね」
寂しそうな表情を浮かべて謝る息子が、不憫に思えました。

満足している点

●「乗りたい。運転したい」。「軟弱な草食系」を震撼させる、肉食系プロポーション
●妥協を排した内装のクオリティ。デザインへの取り組みが、社全体で意思統一されている
●ストレスを感じさせない1.5リッターエンジン。SUVでありながら、ティーダやノート並の燃費パフォーマンスを期待できる
●バリュー感のあるプライシング。「安いが退屈極まりない車」とも一線を画す

不満な点

■エクステリア：ボンネット上に配置された、ポジションマーカーとウィンカーから成るコンビランプの意匠。これが、「ジュークのデザイン評価」を二分する原因となっている
■デザインパッケージング：後部座席が狭いのは良しとしよう。しかし、天井に頭がつかえてしまうようなSUVは問題外。悪路どころか、「一般道のわだち」すら克服できない

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験