日産 フェアレディZ 「７万キロ乗った感想」のユーザーレビュー

７万キロ乗った感想

2019.2.25

総評

このクルマの一番の欠点はエンジンが重いことです。SA浜松のオーリンズをいれたところ、それが顕著にわかりました。純正ではうまく隠されていましたが、フロントが重いし重心が高いので回頭性をよくするためにフロントが締まっています。(一応FMパッケージとはいいますが)そうしたことで、どこに飛んでいくかわからないクルマになりました。高速をまっすぐ走っていても、轍で1m近く(というと言い過ぎかもしれないが)真横にぶっとぶこともあります。遠出するのにバイクで行くよりも気を使って、とにかく疲れます。ハンドルから手は離せません。多分これを回避するにはV37スカイラインみたいにステアバイワイヤなんでしょうね。
トランスミッションは昔のシステムなので批判をするのはかわいそうですが、ダイレクト感・変速スピードともに時代遅れです。
全体的には(純正では)北米のマッスルカー(直線番長)のような感じです。それを後付の車高調で、ハンドリング重視とか変な方向性になってしまったのかもしれません。
批判的なコメントを書きましたが、この価格でこのパフォーマンスということは素晴らしいと思います。高くてもっと気持ちのいいクルマもありますが、買えなければ話になりませんから。
次期Zでも価格据え置きで、もっと気持ちのいいクルマを作ってもらいたいです。

満足している点

価格(コスパ)
エンジン音
BOSEのオーディオ
ボディ剛性が高い(重量は重いが、しっかりしたボディと太いタイヤで地面に押し付ける感じ。重量はエンジンパワーで相殺。)

不満な点

とにかくエンジンが重い・重心が高い
(昔のエンジンだからしょうがないけど・・・)
とくにリアのタイヤハウスからの音

デザイン

-

走行性能

-

サクラムマフラー＋エキマニ等をいじりました。これを純正にした方がいいだろうと思うぐらい、気持ちいです。
車高調については、やはり純正のバランスが崩れるんだなと思いました。もともとこのクルマの欠点を知り尽くした開発陣がセッティングしたものを、後付でいじると方向性がおかしくなります。
サーキット走行では、ブレーキがもの足りなかったです。パワーについては重量とあわせればこんなものかと。

乗り心地

-

SA浜松のオーリンズですが、乗り心地は悪くありません。しっかりしているのですが不快ではないです。

積載性

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燃費

-

価格

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故障経験

７万キロでも特になし。