エルグランド風の救急車について よく、救急車でエルグランドみたいなのが走ってるのを見ますが、 あれはパラメディックという エルグランドとキャラバンを合体させた車だったのですね。

Question

ではなぜ合体させたのでしょうか？Ｂピラーという前座席の後ろからがキャラバンのようですが
キャブオーバー型ではなく フロント配置の高出力ガソリンエンジンを流用するためでしょうか？

Answer 1

たぶんですが…

エルグランドベースにすると、救急車後部の「患者収容スペース」が確保できないからではないでしょうか？
高規格救急車(救急救命士がのる救急車)は、積載器材や車内のスペースなど、結構制約があるんですよ。
でないと、車内で救命士が十分に処置出来ないという考えなんです。

なので、救急救命士ができた頃は、ベンツやフォードの救急車が沢山ありました。(貿易問題もありましたけどね)

それと、高規格救急車って、日産かトヨタがほとんどでしょ？
あれは、他のメーカーだと、車を一から作らないといけないからです。
そうなると、需要を考えれば、一から開発する費用が回収できないんですよね。
一時期、三菱がキャンターベースの救急車を作っていました。
これは「雪道でも走れる高床の四駆救急車が欲しい」という札幌消防の依頼で製作しました。
ですので、商品名は「トライハート」ですが、消防の業界内では「札消式」と呼んでました。

質問者からのお礼コメント

やっぱりエルグランドだと狭いですよね！
ベンツやフォードの救急車があったのは知りませんでした！
ありがとうございますた