高速道路等でチェーン規制が有りますが、あれっていろんな基準が有るのでしょうか？ 例えば、鉄チェーンでないと駄目とか、M+Sタイヤはダメとか・・・

Question

以前、高速道路で規制が有り一旦下ろされタイヤのチェックが有りました。私の車はエルグランドでM+Sタイヤで通過できました。規制が入った時にM+SタイヤでもOKなのでしょうか？

M+Sタイヤなんてパット見た目では夏タイヤと区別付かないのに、OK・・・となりました。

Answer 1

基本的には①と②の２種類しかありません。

①冬用タイヤ規制
スタッドレスまたはスノーフレークマークのついたタイヤを全てのタイヤに装着
または、夏タイヤでれば駆動輪へのチェーン装着が必要です。
⇒質問者さんは「M+Sタイヤ」にスノーフレークマークがありスタッドレスと同等扱いになったと思います。
単なるM＋Tタイヤはダメですが、スノーフレークマークがあれば走行はOKです。（ただし、安全に走れるとは言ってません）
https://jaf.or.jp/common/kuruma-qa/category-construction/subcategory-supplies/faq090


②全車チェーン規制
駆動輪または全輪にチェーンを装着した車のみ通過できます。
⇒夏タイヤで前輪にチェーンを装着したアルファードは走れますし、夏タイヤにチェーンを装着した大型トラックも走れます。
しかし、4輪スタッドレス装着のランドクルーザーやフォレスターみたいな車は走行NGです。

よって、意味のない規制なので、規制が出来てから「チェーン規制」はほぼ出たことがないと思います。（私の記憶ではゼロです）


③＜参考事例＞志賀高原規制
４輪スタッドレスの4WD車は通過可能。
または4輪スタッドレス装着で駆動輪にチェーンを巻いた2WD車のみ通過できます。
⇒これは今ではなくなった規制ですが、2WD車だと登れない旧坂が多かった時代はこのような規制がありました。
本来ならば高速道路もこのような規制にして欲しいモノです。

Answer 2

＞ 例えば、鉄チェーンでないと駄目とか、M+Sタイヤはダメとか・・・
チェーン規制に於いては金属製チェーンでも樹脂製チェーンでも大丈夫だったはずで、布製チェーンも一部の製品で認められていたかと思います。

冬季に高速道路で一般的に行われる規制は冬用タイヤ等装着規制であって、コチラはオールシーズンタイヤでもスノーフレークマーク（いわゆる+Sの部分）が付いていれば冬用タイヤとして認められ通行できますし、ノーマルタイヤであれば一部の布製チェーンを含めたチェーンを装着すれば通行できます。

また、冬用タイヤ等装着規制とは別に『大雪特別警報や大雪に対する緊急発表が行われるような異例の降雪』がある時に行われるチェーン規制というものがあります。
コチラは名のとおりでスタッドレスタイヤ装着車であってもチェーンの装着が必要で、チェーンを装着していないと通行できません。

＞ パット見た目では夏タイヤと区別付かないのに
ショルダー部が違ったりするので現場の検査員？係員？は慣れも手伝って、
瞬時に判断できるのだと思いますけどね。
※過去に木之本ICから先が冬用タイヤ規制となっていて、出口方向に誘導され料金所手前でチェック、OKならUターンして本線に戻るってのを経験しました。
その時も検査員？係員？の前で一時停止するだけだったので、見るポイントは押さえているんだと思いますよ。

Answer 3

各都道府県の公安委員会毎に基準が異なる部分があるので、詳細は各都道府県の「道路交通法施行細則」を確認する必要がありますが、基本的には下記のとおりとのことです。

https://highwaypost.c-nexco.co.jp/faq/traffic/rule/344.html

Answer 4

各都道府県の「条例」で異なる様です。
例えば、群馬県でOKでも新潟県ではダメな事もあります。

私はそれで1回、新潟県に入れずに関越道をＵターンして
帰宅した事がありました。（現在は改正されているかも知れませんが）

Answer 5

チェーン規制と冬タイヤ規制は違います。
質問者様の時は冬タイヤ規制だったと思います。

ノーマルタイヤか冬タイヤか、見ればわかりますよ。

今はめったに出ないチェーン規制では、「どんなチェーンでなければいけない」という規制はありません。