【コイン250枚】WRC (世界ラリー選手権)では人垣に車が突っ込むシーンが良く見られますが

Question

人命に関わる様な事故の時 ドライバーは車を止め大丈夫か確認したりするのでしょうか？

大きくない事故だと他に救助してくれる人がいると思うので そのまま車を止めず レース続行となると思うのですが
明らかに人命に関わる場合 ドライバーはメンタル的にレースを続けられるのでしょうか？

その辺のレーサーの心理が知りたいです。

沿道の観客はまさか同意書にサインして観戦なんてしてないですよね 笑

Answer 1

下のリンク先は２０１９年のＷＲＣ競技規則です。
↓
http://jaf-sports.jp/assets/img/regulation/2019wrc_sport_reg_ja.pdf

この３６ページから「40.3 スペシャルステージ上での事件」について記載されていまして、３７ページには「40.4 クルー構成員でない者を巻き込むスペシャルステージ上での事件」の対応が記載されています。
それによれば、参加者以外（観客等）を巻き込んだ事故を起こした場合、「40.3.1 緊急の医務対応が必要な事故の場合、以下が適用される」とあり、参加者同様に救助行為を行うことが定められています。

と言うことでお答えしますと
＞人命に関わる様な事故の時 ドライバーは車を止め大丈夫か確認したりするのでしょうか？
→前述のとおり救助活動が義務付けられていますので、確認することになります。ただ、軽く接触などではそのまま走り去っていくのも見られますけどね。あとから処分受けることもあるようです。
↓
モンテカルロでのラトバラの接触の件
https://hayashi-rin.net/post-2602

＞明らかに人命に関わる場合 ドライバーはメンタル的にレースを続けられるのでしょうか？
→そのような状況ではそこで停止して救助活動をするので続行はないでしょう。
前述したラトバラは気付かなかったので停止しなかったということです。
そのような大きな事故起こしても、次のラリーからは走り続けていますので、メンタル的には丈夫なんでしょうね。ただし、これはラリーに理解のあるヨーロッパ圏だからかもしれません。
一方で、同じ車に乗っていたコ・ドライバーが事故で死亡したため、そのまま引退したドライバーもいますので人それぞれ、が正解かもしれません。

＞沿道の観客はまさか同意書にサインして観戦なんてしてないですよね 笑
→その国やイベントによるでしょう。ヨーロッパでは膨大な観客が訪れますのでサインさせるのが無理です。
日本は観客の入れるエリアは厳しい制限がされてますけど、サインすることはあまりありません。
ただし、どちらもラリーという危険なスポーツを見るんですよ、注意してくださいね、という注意喚起はパンフレットなどで行われています。

質問者からのお礼コメント

短時間で回答いただき しかも詳細でツボを得た回答で感動しました。

知恵袋で何年も質問してますが 過去No1のベストアンサーでした。

ありがとうございます！

Answer 2

アフリカのラリー、例えばサファリ・ラリーやパリ・ダカール・ラリーでは、現地の人を跳ねても逃げろ、と言われていました。
償いとして、同じ目にあわされるからです。

Answer 3

同意書はサインしませんね