F１のアンドレア・デ・チェザリスとは一体何者なんですか？ かなりヤバイ奴だったと色んな所で見かけるのですが、当時をリアルタイムで観ていて知ってる方が居ましたら回答ください。

Answer 1

イタリアマールボロの資金をバックにロン・デニス体制になったばかりのマクラーレンでＦ１デビュー。そこそこの速さはあったのですが、マシンに乗り込むと理性が無くなってしまうのか、年間クラッシュ回数の記録を打ち立ててしまいその年の最終戦ではトラブルでピットインしたときにクルーの全員が知らんぷり状態（ちょっとかわいそうでした）。
翌年、同じマールボロをメインスポンサーに持つアルファロメオに移籍、西アメリカＧＰで最初で最後のＰＰ奪取。が、マシンの信頼性＋自身の癖もあり完走は少なめ。

紆余曲折を経てティレルで片山右京のチームメイトになった時、「予想以上に実は勉強家だった」と右京に言わしめました。

1990年のカナダＧＰ、久々の３位ポディウムで優勝したブーツェンよりもトロフィーを高々と持ち上げたり。1987年の鈴鹿ＧＰ、スタート前進行の時にスタンドからの声掛けに振り返って手を振ってくれた唯一の選手だったり。私的には人間味にあふれる大好きなドライバーの一人です。

公道でのバイク事故で亡くなってしまったのが残念です。

ちなみに古舘伊知郎氏は「サーキットの通り魔」と呼称してました。「暴れん坊」はマンセルのことだったと思います。

Answer 2

1500ccターボの時代が全盛期でしたが初期のターボエンジンは
一部を除くと信頼性が低かったのでよくブローして
リタイアしていたので壊し屋とか呼ばれています。

1983年のドイツGPではアルファロメオ183Tで
2位入賞していますが、搭載していたアルファV8ターボは
異様に燃費が悪く、公称620PSなのに300キロの
レースを完走するのに300リッターも使うポンコツだったので
翌年から燃料規制が導入されると競争力を失っています。

Answer 3

４コマ漫画「F1グランプリ天国」だったかな？
そこでは「壊し屋チェザリス」として紹介されています(笑)
それぐらいクラッシュが多かったドライバーですね。
前にチェザリス、後ろにグルイヤールが居たら生きた心地しなかったとかなんとか( ´∀｀ )

Answer 4

当時F1のアナウンサーしてた古舘伊知郎氏は、「サーキットの暴れんぼう」と言ってました。
腕は勿論悪く無いが、乗ってる車が他チームより遅かったので、とにかく無理をしてトラブルになる事が多かった。
また直ぐに頭に血が上るので、暴言や態度(中指立てたり、ヘルメット投げつけたり)もあまり良く無かったですね。
でもそれは勝ちに拘っていた為であり、私は好きでしたけど(笑)