シーマとフーガの失敗ってなんだと思いますか？

Answer 1

名前を変えたことが大きいように思います。

クラウンは、「いつかはクラウン」と言われた昔からずっとクラウンのままです。昔から乗っていた人も、最近乗り始めた人も、同じクラウンなんです。

しかし、セドリックやグロリアから名前を変えてしまったフーガの場合、昔からセドリックに乗っていた人に言わせれば、全く別の車です。さらに、最近になって車を買う人に言わせれば、ただの知らない車（伝統がないという意味）なんです。まだ、スカイラインの方が知名度があると思います。

次に、シーマは、単純に言えば全長が長くなっただけのフーガです。素人がみれば、区別が付きません。そんなシーマに何百万円もの差額の価値を見いだすことは、ハイブリッドになったといえども不可能です。

以上、私の考えです。

Answer 2

シーマの失敗はY33からのデザインですな。
Y32までは良かったのにな。
Y33からローレルからデザインをパクってガラッとイメチェンし過ぎて、シーマじゃなくなった。

Answer 3

フーガは、セドリック・グロリアの車格を上げて、
直接のライバルをトヨタのクラウンにしたことが敗因です。
クラウンを買っている顧客は、そのほとんどが優良顧客です。
「新型」というだけで買い替えてくれる熱心なファンや、
毎日、通勤などで走っていて３年で走行距離が１０万キロを超えるような
人が主に乗っています。

日産では今までのクルマで捕まえられなかったそういう熱心な優良顧客を
捕まえようとしたわけです。
残念ながら日産というブランドでは、思った通りにはいきませんでした。
日産というメーカーは永遠にホンダのライバルでしょう。
トヨタにはどうしても…逆立ちしても勝てないのであります。

これはしょうがありません。
子供たちは勉強するために学校に通ってるわけですけど、
授業でも産業の発展は学びます。
教科書にこそトヨタという社名は挙がりませんが、
学校の先生が「我が国の産業を支えているのは自動車産業です。
その国内最大の自動車メーカーはトヨタです。」と話すわけです。
つまり知らない間に「トヨタが一番良い、優秀」だと刷り込まれます。
そして就職活動するとなると、トヨタ自動車には大学を卒業した程度では
入社できないことも思い知らされるわけです。
設計に携わる者は流暢な英会話ができてトーイックも７００点オーバーでなければ
入社はありえません。
ここ１０年で日産もそうなりました。
マツダもそうなりました。
まぁ、ホンダもそのうちそうなるでしょう。

そういう優秀な企業であり日本国最大手のトヨタの製品になりますので、
日産やホンダより「トヨタのクラウンを買って所有することのできる自分」について、
会社から給料をもらってる大人は満足感を得るのです。
なにしろクラウンです。新車で５００万円オーバーの高級車です。
普通の人にはまず買えませんし欲しいとも思わない存在です。

シーマに関しては、けっきょくトヨタ・セルシオと比べられてしまったわけです。
日産のドライバーズカーのラインアップにおいては、プレジデントを除くと
シーマが最高の高級車です。
しかし、日産の古いファンはセドリックが一番優れていると信じています。
あくまでシーマはセドリックシーマであって、セドリックの弟分からの派生という
考え方です。
そのシーマですが、トヨタとしては、クラウンマジェスタが最もシーマの
「走りを意識した性格」に近いので、トヨタにとっては、
クラウンマジェスタのライバルという扱いです。だからトヨタの営業がまず、
お客様にそう説明します。
そうしますと、お客さんは「なんだ。日産最高のシーマはトヨタで言ったら格下か」と
見下すわけです。
しかもトヨタのセルシオほど品質が良いわけではない。
あくまでセドリックの派生なので、セドリックの部品もたくさん使ってました。
すると、セドリックというクルマはトヨタでいうところのマークⅡに
相当するクルマなのでいよいよシーマのイメージは悪くなります。

また、新車販売時にはセルシオは値引きをしなかったのに対して、
シーマは積極的に値引きしていました。
シーマという車は「安物」というイメージができあがってしまいました。

Answer 4

デザイン。同じくらいの値段ならクラウンを選ばない理由がない。あれで売れると判断する理由が知りたい。ていうか、アメリカでは売れてるのかな。名前もイマイチだし、ダットサンが復活した昨今、セドリック、グロリアが復活してもいいかも。あのブラジル人が社長じゃダメかな。

Answer 5

同じ車の名前変えて高い金ふんだくろうとすりゃ、
賢い人は買いませんわ。
で、フーガはデザインがクソですから。
中古で安くなってたとしても買いませんね。
ま、個人的な主観ですがね。