日産 シーマ のみんなの質問

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サスペンションについて。いくつかありますが、簡単に。

1→トーションビームは比較的コストがかからないから、安価な車に使われやすい。ではストラットは?

2→マルチリンク、ダブルウィッシュボーンはコストがかかりやすい

3→リアのセミトレは、加速をすると沈みやすい(初代シーマなど)

4→そもそもサスペンション形式ってどのように決まるのでしょうか?

5→今現在考えられるだけで、サスの形式は何種類くらいあるのでしょうか?また、1~3は大体こんな認識で合ってますか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

1トーションビームはリンク数が少なくコストは削減出来ますが、独立懸架に分類されるほど左右は自由に動きます。
可動部が少ないので可動抵抗が少なく優れたサスペンションです。

2ストラットサスは単純なのでアーム長を長くすれば自然と良い脚になる。
ショックアブソーバーにて横力を担当させるので、コーナリング中などショックの動きが邪魔されやすく最近はバネを傾けて横力をキャンセルさせる構造が一般的。
短いアームのストラットは良くない。

2マルチリンク、ダブルウィッシュボーンはリンクが多くパーツ数が多いのでコストが掛かります。
可動部が多く作動抵抗が大きくなりがちなので優れた仕上がりにするにはピロを使用するなど耐久性やコスト面、騒音面でかなり不利。
しかも長いアームを持たなければ優れた脚にならないのでスペースもたくさん必要。
特にフロントエンジン車ではアーム長がまともに取れない。ロータリーエンジン、縦置き直列エンジン車、車幅の広い車なのでないと良い仕上がりにならない。

マルチリンクの定義はタイヤがストロークしたときに転舵するものを言うことが多い。
ダブルウィッシュボーン進化型の走行性能向上タイプと、トーだけ変化させるFF車のリヤサスで使うストラットサスの進化型の安定志向コストバランスタイプに分かれるので、マルチリンクと言っても全てがダブルウィッシュボーンの進化型ではありません。
また、ダブルウィッシュボーンのAアームを分割することでタイヤの位置決めが難しくなる(部材やブッシュの変形)ので、モデルチェンジでダブルウィッシュボーンに戻ることもある。
ピロを使わないとダブルウィッシュボーンより劣ることになりかねないので、走行性能面も騒音面等も更に難しい。
優れた走行性能向上型のマルチリンクはほとんど出会ったことがない。

3沈みやすいとは限らないけれど横力でトー変化(不安定方向)起きるので使われなくなった。
マツダのFFリヤサスのようにトレーリングアームの取り付け点を上に上げるなどの工夫でトレーリング式と似たようなことも出来るのでトレーリング式はほとんどなくなった。

4どのような用途かで決まります。
例えば分かりやすいとこだと、プロボックスのような商用車。
空荷と積載時の重量差が大きい。
硬いバネを入れれば車高は下がりにくいけど、伸びストロークも減り乗り心地も悪くなる。
柔らかいバネを入れる為には長大なストロークが必要。
その場合、長いトレーリングアームを持った車軸式が最適、となります。
実際に、非常にアーム数も多くてコストも掛かるのに、プロボックスは5リンク車軸式が導入されていて、前後アーム長も長く、素晴らしい設計です。
最大積載量の割りに柔らかめのバネが使われていて、最大限乗り心地と路面追従性に配慮されている超絶名車に仕上がっています。
それくらい足回りの設計は車が名車になるかどうかに大きく影響を与えると思います。

5ざっくりと今よく使われるサス形式だと
左右がつながっている
・車軸式

独立懸架の
・トーションビーム
(車軸式に分類する人もいますが、左右が独立して動きます。現在はどんどん進化していて、かなり自由に動きます。ダブルウィッシュボーンにスタビが付いていても車軸式とは言わないのと同じく、スタビ付けたよりも自由に動くほどにも出来る)
・ストラット
・ダブルウィッシュボーン
・マルチリンク

質問者からのお礼コメント

2023.3.9 18:08

どうもありがとうございました!

その他の回答 (1件)

  • 1→トーションビームは比較的コストがかからないから、安価な車に使われやすい。ではストラットは?
    ストラットも安価ですよ。だから大多数の乗用車のフロントサスに採用されています。

    2→マルチリンク、ダブルウィッシュボーンはコストがかかりやすい
    単純に部品や組み付け工数が掛かる上、設計にも時間が掛かるから、コストは高くなります。

    3→リアのセミトレは、加速をすると沈みやすい(初代シーマなど)
    そのとおり。スイングアームのボディ取付位置が車軸より下になることで、駆動力が掛かると取付位置に対して下方向のモーメントが発生するから。

    4→そもそもサスペンション形式ってどのように決まるのでしょうか?
    コストと操縦安定性(走行性能)後輪の場合は居住性や収納スペースとの絡み

    5→今現在考えられるだけで、サスの形式は何種類くらいあるのでしょうか?また、1~3は大体こんな認識で合ってますか?

    車軸式
    ・車軸式
    ・ド・ディオン式
    ・トーションビーム式
    ・マルチリンクビーム式

    独立懸架
    ・スイングアクスル式
    ・ストラット式
    ・スイングアーム式
    ・リーディングアーム式
    ・トレーリングアーム式
    ・ダブルウィッシュボーン式
    ・マルチリンク式
    ・ニシボリックサス(ISUZUジェミニのリアサス)

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