アウトランダーphevの電動四輪制御技術は世界的に見るとどうですか？ 優秀なんですか？

Answer 1

先代に８年乗って、新型に乗り換えましたが、先代でもトップレベルだと思います。
基本的にはモーターのみで制御するのはEVもそうですが、非常にコントロールしやすい。素性が良いと言うことです。
随時トランスミッションで駆動力が変動するＨＶやメカニカル制御に比べればシビア且つディレイなしのコントロールが可能です。
ここまではEVも含めて同じことです。

さらにS-AWC機構で積極的なトルクベクタリングを行いますが、これは諸刃の剣で、ふわふわな乗り心地を好む層には硬い乗り心地や、クイックすぎる挙動に不満を持つかもしれません。

でも、タイトな下り坂のターンで、フロントが逃げずに不安なく突っ込める走安性能、高速巡行性能は、いろいろな車種を整備して試験走行をしている二級整備士の息子に言わせてもドイツ車並みの足といわせます。新型はさらに高速巡行性が増したように思います。

S-AWCをモニターにだしてみていると、トルク配分を前後と４輪に分割しています。制動時も状況によって後輪からや前輪からなどを行っているのでタイヤの摩耗の少ないのはそのためかもしれません。

タイヤをスリップさせないで走る曲がる停まるを極力制御していますが、ここに金を掛けてどれだけユーザーに評価されるのだろうかと思うくらいです。
ほめ過ぎでしょうかね。所有車の手前みそを割り引いて読んでください。（笑）