三菱 ミニカトッポ 「トッポらしいトッポ 以前所有していた同型初期のキャブ＋ファジイ4ATの出来には閉口したので、インジェクション＋3ATの組み合わせもしくはターボ＋4AT」のユーザーレビュー

トッポらしいトッポ 以前所有していた同型初期のキャブ＋ファジイ4ATの出来には閉口したので、インジェクション＋3ATの組み合わせもしくはターボ＋4AT

2011.10.22

総評

トッポらしいトッポ
以前所有していた同型初期のキャブ＋ファジイ4ATの出来には閉口したので、インジェクション＋3ATの組み合わせもしくはターボ＋4ATを探していたところ、前者の格安の中古車があったため購入。
乗車感覚は現行モデルもさほど変わらないが、外観スタイルのバランスの悪さが却って愛嬌があるし個性的であり、そのカタチを生かした装備もたくさんあったが、それを捨てざるを得なかったほどワゴンRという存在は大きかったのでしょう。
せっかくの売りである４気筒エンジンもノンターボはこの型限りとなってしまったものの、走行性能を考えると仕方ない部分はある。よくも悪くもトッポらしさはこの２代目モデルまでだと思う。

満足している点

・丸いミニカに四角い箱をくっつけた、アンバランスなデザインとそれに見合うポップなボディカラーの設定。
・高い天井とBJ以降は消えてしまった便利な天井の小物入れ、ガラスハッチなどの小技が効いている。
・性能に忠実な走り方をすれば、カタログ燃費に近い数字がたたき出せる。（夏場除く）
・低速の加速が悪いぶん50km/h～からの加速は踏み込んだ分だけ元気に走る。
・トッポだけのことではないが、たかが8cmされど8cm。旧規格の全幅で気にせず細い路地に入っていける。
・今のトッポより座席がさらに低い。低すぎることはないので乗り降りはさらに楽。高齢者の乗り降りには特に重宝する。歴代トッポを通して座席が低く開放感がないというのが大多数の意見だが、座席が高くてもガラスエリアをやたら狭くデザインしてある最近の車と比較しても開放感や室内の明るさはトントンなのではないかと思う。

不満な点

・ECI＋3ATで55馬力となっているが高回転型の４気筒エンジンのため、出足の悪さは550時代のミニカにも劣り、特にエアコン使用時では発進時かなり踏み込まないと、後続車にあおられる。
・夏場エアコン使用時の燃費の悪化が半端ない。
・顔と内装のアップデートはあるものの、初代の金型を使い回した外観。もうすこし変わり映え感があれば良かったと思う。
・１：２ドアは３ドアよりまし、という程度。後席に荷物を載せようとしてもいちいち助手席側に回り込む必要があるのは面倒くさい。
・ブレーキの効きは甘い、というよりかなり踏み込む必要あり。別の車に乗り換えた時つい癖でカックンブレーキになる。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験