市民が乗るための本当の「パブリックカー」
2007年2月から乗り続けてきましたが、来年10年目を迎えるにあたり、ekワゴンへの乗り換えを決意したため、
2010.11.15
- 総評
- 市民が乗るための本当の「パブリックカー」
2007年2月から乗り続けてきましたが、来年10年目を迎えるにあたり、ekワゴンへの乗り換えを決意したため、投稿します。
購入時走行距離が7万キロ、現在の走行距離が14万2千キロなので、約4年近くで7万キロ以上を走行したことになりますが、大きなトラブルもなく、淡々と平気の平左といった感じでしゃなりしゃなりとあちこち走り回ってくれたいいクルマでした。
「軽自動車とはこういうもの」という見本のようなクルマです。
もう三菱の軽自動車以外には乗れません。
現在、新車ではバンタイプしか購入できないのが残念でなりません。
もう一度、5ナンバータイプの復活を望みたいです。
スルメのように、乗れば乗るほどにその良さがわかるクルマ・・・。
こういうクルマは珍しいと思います。
後は、後任となるek君に期待しつつ、残り数ヶ月を大切に乗っていきます。
- 満足している点
- ・なんといっても3G83エンジンの出来のよさの一言に尽きます。
既に550cc時代から考えると20年以上、世紀をまたいで製造されているエンジンですが、中低速のトルクがたっぷりとしていて、40~60km/hあたりで走行していると、普通自動車と錯覚するかのような騒音レベルです。100km/h走行も難なくこなします。
・ボディが760kgと軽量なので、瞬発力に長けています。3速オートマでも、マニュアル操作でロー⇒セカンド⇒サードとシフトしてやると、かなりの走りっぷりを見せてくれますし、山坂道はセカンド固定で楽しく走れました。「ボディの軽さが走りを良くする」見本のようなクルマです。
・装備が非常に充実している。
キーレス、エアコン、カセット(購入後にCDデッキへ乗せ替えましたが)、パワステ、パワーウインドウと両席エアバッグが付いて、新車当時の価格が80万円そこそこというのはとてもお買い得なクルマだと思う。
・前オーナーが某リース会社所有のため、定期的なメインテナンスがしっかりされていて、購入後のトラブルが少なかった。
・マイナーチェンジで採用された、クリアレンズのキラキラしたヘッドライト、ピスタチオと同様のメッシュタイプグリル、大型エアロバンパーのおかげでノーマル状態でも迫力のあるフロントマスク。
・H3系とは異なり、ヨーロッパの小型車のようなシャープでさっぱりとした外観デザイン。登場10年以上を経ても古臭さがまったく感じられない。
・シートが普通車並みに大きいし、ヘタレが一切ない。長距離クルージングでも疲れない。
・前2席と割り切れば、すごく使い勝手のいいクルマ。いざというときに後席に二人が余裕を持って乗れるスペースがあるし、ラゲッジルームも標準的な大きさで使いやすい。
・3速ATなのに、エアコンをガンガン使って走る夏場でも、15km/lを切らない燃費にはびっくり。おサイフにもやさしいエコカー。
- 不満な点
- ・おそらくスタビライザーが装着されていないためと思われますが、ハンドルの中立付近の感触が曖昧で、特に高速走行時はフラつきがあり、運転者を不安にさせます。欠点という欠点がないH4系ミニカでは、これが唯一の欠点かと思います。
・内装はよく言えばシンプルですが、少しビジネスライクに過ぎるように感じます。グレー一色の色調と分割線の多いインパネは、はっきり言って古臭いし貧相に感じる。
(購入後、木目調のパネルを装着し、多少は改善されました。)
・ドアポケット、シートバックポケットなど収納の類がまったくない。あるのはグローブボックスとシフトノブ近辺の小物入れだけ、カップホルダーもなし、というのには正直閉口させられました。
・ABSを是非とも標準装備して欲しかった(エアバッグよりも必要不可欠な装備だと思う。)
・バンタイプがあまりにも売れすぎているため、街中で見かけるのは年配者の足代わりとしてか、荷物満載のサラリーマンが乗っているような光景しか見かけないのが寂しい。。。
- デザイン
-
-
- 走行性能
-
-
- 乗り心地
-
-
- 積載性
-
-
- 燃費
-
-
- 価格
-
-
- 故障経験