三菱 ミニカ 「足代わり」のユーザーレビュー

足代わり

2017.1.13

総評

メインカーをもらい事故で廃車にした時に、たまたま持ち合わせがなく、やむなく店の代車を安価に購入したもの。
95年式の7代目ミニカ。5ドアで3ＡＴ。色は黄緑がかかったメタリックグレーだった。
エアコンとパワステ、オーディオはあったものの、パワーウインドーがなかったため、グレードはおそらく「ｐｇ」。
愛着が全くなく、洗車も全然しなかったが、2008年5月～2011年6月まで足代わりに重宝した車。

満足している点

扱いやすく、とにかく足代わりに最適だった。
雑に扱っても壊れにくい。
エンジンは、かなり高回転まで回る。
先代の電動パワステから、油圧パワステに戻ったステアリングも感触は良く、サンダル感覚でいつでもすぐ乗れた。
他に、当時らしい女性向けグレードも色々あった。

不満な点

低めのグレードの車だったため、キーレスはもちろん、パワーウインドウや集中ドアロック（ドアロックのつまみが昔の商用車みたいで安っぽい）が無かったのと、ＡＴが3速でうるさく、エンジン音でラジオはよく聴こえなかった。
エアコンオンだとより酷く、パワーダウンも激しい（アイドリング時にエアコンオンすると近所迷惑でしかなかった）。
キーレスは良いとしても、せめてパワーウインドウと、ＡＴは4速欲しい。
スターターを回した直後のエンジンのスタート音が、「逆流」するような音でかなりうるさい・・・。
鉄板が薄くて横風にも弱く、天井への雨音は室内にかなり響く。
バニティーミラーすらなく、こういう部分に安っぽさがにじみ出していた。

デザイン

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走行性能

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エンジンは4気筒の16バルブＳＯＨＣで電子キャブレターの4Ａ-30型。
660ｃｃで50馬力しかないが、車体がかなり軽いため元気に走る。
ただし、コーナリングは不得意。
最高速は135キロだった。

乗り心地

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フロントはストラット・リアサスは3リンクと古典的なため、乗り心地はそれなり。
コーナリングもかなりソフトで、腰砕け気味になり、ほとんど踏ん張りはきかない。

積載性

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スペアタイヤはうまく収納してあり、リアシートも倒れるため、昔ながらのセダンタイプの軽自動車にしては十分だった。

燃費

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安価なメーカー不明ガソリンを使用することが多く、使用目的も、ちょい乗りやその辺への用ばかりが多かったため、燃費はリッター10キロくらいで良くはなかった。
燃料タンクは34リットル入る。

価格

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故障経験

タイヤパンク以外特になし。
2010年初頭に追突事故でエアコンを壊し、夏場が地獄になっても、ボンネットが開きにくくなっても、敢えて修理はせずに最後まで乗り潰した。