三菱ランサーは、当初からエボリューションありきでボディを設計されているのでしょうか？ エボリューションは補強は入っていますが、ボディが一緒のように見えましたので。

Answer 1

ランサーのラリーデビューは1993年、それまではギャランVR-4が出てました。
ギャランより軽量化をさせるために、より小型だったランサーに無理矢理VR-4のエンジンを埋め込んだという感じでした。
シャーシーも国内モデルより剛性のあった中東向けのシャーシーが採用されました。

ですので、エボの3代目までは「エボリューションありき」では無かったと思います。

Answer 2

91年のCD5A型ランサーは1800ccまでが最大でしたので、もちろんランサーエボリューション（92年）は想定してなかったようです。

三菱のモータースポーツ関係者がWRCにランサーを使うにあたって、当初無理と言われたギャランVR-4のエンジン・駆動系を無理やり詰め込んだ試作車を作り（たしかベルコ？）、それでランサーエボリューションを製品化に持っていったと言われています。ベース車と異なるボンネットの膨らみも、想定外の4G63エンジンを収める苦肉の策と行ったところでしょうか。

→WRCベース車をギャラン→ランサーにしたのは、ギャランは4輪マルチリンクでラリーに不向きだったため。


エボリューション4以降はランサーエボリューションありきのシャシーになっています。もちろんエボリューション用のボディはベース車より補強が入ってますが、特にリヤサスペンションはベースのランサーと全く違うエボリューション専用のものとなりました。

ですので、ベース車の構造を引きずってたエボリューション3まではWRCでも苦労していました（特にターマック）

Answer 3

1～3までは違うと思いますよ。
ベースとなったただのランサー(CD5A)の時は
ラリーはギャランVR4で出ていたと思います。