フォルティスとランエボxちがい詳しく教えて下さい！

Answer 1

過去のモデルは、ランサー（ベース車）に手を加え、ランエボが誕生していました
ですが、エボⅩに関しては、よりランエボの存在が前提として設計・開発されています
その開発経緯を踏まえると、ランエボⅩの派生がギャランフォルティス（海外名はランサー）と捉えることができるのではないでしょうか？

ベースとなっているシャシーやデザインは共通なため、サス形式や室内空間は基本的に同じです
しかしながら、ギャランフォルティスは快適な乗用車であり、ランエボは競技ベースやスポーツ走行を前提として開発されたスポーツモデルとなっています

年式により、ギャランに搭載されるエンジンは異なりますが、エンジン形式は互いに同形式の2.0Lエンジンです
ランエボにはターボ仕様となっており、同形式といえど競技で活躍できるスペック及びそれに耐えうる性能を備えたものとなっています

駆動系に関しても両モデルともに4WDモデルを設定してますが、制御方法は異なります

ギャランは2WDモデルと電子制御4WDとし、任意で4WDと2WDの切り替えができます
基本的には前輪に多くの駆動力を配分で走行し、加速時や滑りやすい路面でより多くの駆動力や安定感を得たいときには後輪に対し、さらに多くの駆動力を配分するものです
更にアウトランダーやデリカと共通する4WD機構になっているため、悪路走行等でさらに駆動力を路面へ伝えるLockモードもついています

一方、ランエボの場合は「S-AWC」という四輪統合制御技術が採用されています
前後駆動力配分を50:50とし、力強く路面へ駆動力を伝えながらも、前後輪の結束率の制御をするACDや、後輪の左右それぞれの駆動力を制御する機構のAYCを駆使し、力強く路面を捉えながらも、より曲がる制御を行っています
更に上記の機構のほかにABSや車両横滑り制御も駆使し、四輪のうちそれぞれのブレーキを個別に制御し、さらに曲がりながらも安定した車両制御も行っています
この制御思想はメカニズムは異なるものの、現在はアウトランダーPHEVやエクリプスクロスに生かされています

外観は似ていますが、ランエボは剛性を高めるため補強を加えたり、ホイールベースの長さも異なります
また、大きなフェンダーも採用しており、車幅がランエボが広くなっていますし、タイヤのサイズも太くなっています
ボディ軽量化の一環とし、ボンネットやフェンダー、ルーフにアルミ素材を使用いています

ちなみに！
ギャランにも「ラリーアート」というグレードが存在していました
ギャランのボディにランエボのエンジンや駆動系を街乗り最適化をしたものを移植したモデルも存在していました

Answer 2

端的に言うとギャランかギャランをベースにした競技車両かの違い。

一見同じよーに見えてもブレンボの有無とかボディサイズとかチョコチョコ外装に違いは出てくる。

ナンバーをオフセットしたりリアスポイラーなどを取り付けて偽ランエボみたいな事しても「給油口」の位置が左右逆なので一発でバレる。

中身(スペック)は馬力からトルクから全くの別物。

「フォルティス」が何を指しているのかわからないケド、「フォルティス・スポーツ」など別のモデルを言ってるのであればフロントは似ててもリアの形状が全然違うしターボすら搭載していない。

走行性能やポテンシャルも全然違うケド、中古市場での「価値」に限って言えばエボX自体が(ファイナルエディションを除き)歴代のエボに比べると人気も希薄気味で価格が「暴落」してるので程度によっては金額も大して変わらない事があったりする。