三菱FTO、CJ4Aミラージュのレリーズベアリングについての質問です 現在私はFTOにCJ4Aのミッションを載せ替えています

Question

載せ替えが終わっていざ走ってみると3－5速でクラッチがシャーと音を立てて滑っているのがわかります。いろいろと原因を探ってみてたどり着いたのはレリーズベアリングでした
レリーズベアリングの厚みが厚すぎてクラッチペダルを踏んでいない状態でもクラッチカバーを抑えてしまって半クラ状態になっていると考えられます

ここでまず、買ってきた中古のCJ4AのミッションについていたレリーズベアリングをAとします
そして、もともとFTOについていたレリーズベアリングをBとします
さらに、ディーラーで買ってきたFTO用新品レリーズベアリングをCとします

この3つを比較するとB,Cは同じ形状、AはB,Cよりも薄型でした
ミッション載せ替えではCを取り付けました

結果、AよりもCのほうが厚みがあるためクラッチが滑ったのだと思います

なので、FTO用のレリーズベアリングではだめなのかと思いディーラーにCJ4A用の新品レリーズベアリング（D）を注文し手元に届きました

しかし、ここで問題が発生します

なんとB,Cと同形状なのです
古い車の部品と現在の部品で形状が変わったときはリストに旧品番が書かれているはずなのですが、それがないので昔からこの形状のはずだとディーラーで言われました

では、Aのレリーズベアリングはいったい何なのでしょうか
いろいろ調べた結果
フランスのアマゾンで同形状のものを見つけました
http://www.amazon.fr/MAPCO-12540-But%C3%A9e-d%60embrayage-Camionnette/dp/B00IUP70EQ

COLTⅤがCJ４Aです

ちなみに
Cのレリーズベアリングの品番はMD722744です

ミラージュやFTOに詳しい方がいたらなぜこのように形状が違うのか、
なぜ、ディーラーでミラージュ用をかったにもかかわらず不具合が発生してしまったのか
がわかる方解説お願いします

長文失礼しました

Answer 1

今回もお邪魔します｡
元整備士ですが詳しくはありません｡

前回のご質問で気になった点があります｡それは｢クラッチカバー｣です｡

今回､私がお伝えしたい点も｢クラッチの遊び｣なんです｡

クラッチ機構を横から見た場合､クラッチ板が減って行くと､ダイヤフラムの爪はフライホイール側に向かい､そのためペダルの踏みしろが深くなりますよね｡

クラッチを踏み切っても動力が切れない､ギアがギィーギィーと鳴く状態になりますよね｡

私は､レース用の部品は知りませんが､今回組付したディスクとカバーが合わず､爪がベアリング側に規定以上に接近し過ぎ､それが原因で｢遊び量｣が取れていないのでは？

クラッチ板の減りや変化を､簡単に想像してみて下さい｡｢板がほんの数㍉減っただけでも｣､ペダルの踏みしろ､遊びの幅が大きく変化しますよね｡

だからワイヤー式の場合､整備士がこまめに｢遊び｣をつけます｡これが近年は｢自動調整｣になってしまった為､爪とベアリングの｢隙間(ｷﾞｬｯﾌﾟ)｣を深く考えない状況になってしまったように思います｡

純正同士(社外ﾉｰﾏﾙ部品も含む)の組付の場合とは違い､今回取付したカバーとディスクの相性が合わないのでは？

そのディスクには､それに見合うクラッチカバーがあるのでは？

もう一度言います｡
｢ディスクがほんの数㍉減っただけでも､遊びの量､爪とベアリングまでの間隔は大きく変わります｣｡

ディスクやカバー自体の違いとか､組付後のフライホイールから爪面までの距離とか､何らかの違いがあるから｢遊び｣がなくなり､更に高いギアで高回転でベアリングがシャーっと音を立てて回り､同時に滑りが生じるんだと思います｡

今回も私の推測域ですが､部品自体の違いなど､それによる不都合について深く追求をすれば､先の道･改善の道が見えてくるのでは？

そんな点を､重点的に問い合わせてみては如何でしょうか｡

頭の中がゴチャゴチャしています｡逆に書いているかも知れませんよ｡

(終)