三菱 eKワゴン 「軽自動車の存在意義 最近このクルマに乗る機会があった。いつも同じクルマを乗っているとこのテのクルマでも新鮮に感じる。 街乗りから、高速、山道といろいろ」のユーザーレビュー

軽自動車の存在意義 最近このクルマに乗る機会があった。いつも同じクルマを乗っているとこのテのクルマでも新鮮に感じる。 街乗りから、高速、山道といろいろ

2011.8.22

総評

軽自動車の存在意義
最近このクルマに乗る機会があった。いつも同じクルマを乗っているとこのテのクルマでも新鮮に感じる。
街乗りから、高速、山道といろいろ走った。
そのほとんどが定員乗車で。（大人２名、子供１名、幼児１名）
結論から言うと、全てにおいて「役不足」。
ご存じの通り軽自動車とは①サイズの規格、②排気量の規格、があり双方満たされなければ税制の恩恵を受けられない。
軽自動車メーカーはこれら制約の中で①居住性と積載性、②高出力と低燃費、を求め日夜努力していると思うのだが、このクルマにおいては軽自動車の規格を満たした結果、全てにおいて６～７割程度の出来になったような気がする。
このクルマのサイズがもう数センチ拡大すれば、排気量が百ＣＣでもプラスされれば、日本はもとより世界に通用するスモールカーになれるのに…　と思った。
このクルマに限らず多くの軽自動車も同様なのでは。
ストップアンドゴーだらけの市街地、全国に広まる高速道路網、環境意識の高まりによる燃費性能の追求…　とクルマを取り巻く環境の変化の中で、現在の軽自動車の規格は適正なのか？
やはり軽自動車は「ガラパゴス」なのか。

満足している点

・税制の恩恵。維持費は安い。
・そっけない風貌ではあるが一目でＥＫとわかるスタイルで嫌味がない。ワゴンＲがハイト系の
　スタンダードデザインなら、こちらは立駐ＯＫ系のスタンダードデザインと言えるのでは。
・視界が良い。見切りが良い。
・日本の路地はやはりこの全幅が有利。
・内装もシンプルで好感がもてる。
・意外と装備もしっかり。
（全席オートのパワーウインドー、間欠式リアワイパー、シートヒーターなどなど）
・４人しっかり座れる。
・乗り心地もほどほどのペースであれば、きれいな舗装路であれば問題なし。当たり前？

不満な点

・排気量不足による、発進のもたつき。加速時の騒音もなかなか。
・排気量不足による、高速巡航時の騒音。
・排気量不足による、登坂能力の無さ。
・排気量不足による、定員乗車、荷物満載時のパワー不足。
・４人乗れるスペースはあるが、その分前後左右の鉄板が薄っぺらい。若干不安あり。
・４人乗れるスペースはあるが、４人分の荷物は何処へ？
・４人乗れるスペースはあっても、前へ進む力が不足。
・故に燃費はコンパクトカーには勝てません。
・でも価格はコンパクトカー並み。
結局軽自動車って基本は１人、たまに２人で乗るのが正しい使い方かなと。
ならばこのスタイルで、３ドアでラゲッジを少し広めにとってリアを観音開きにすれば面白いのではと思うのですが…　いかがでしょう？

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験