三菱 eKワゴン 「まじめ 真面目 マジメ :  街乗りにはek(いい軽)です  初代のMC後の個体を借りて帰郷してきました。  2001年の登場からその姿カタチはほとん」のユーザーレビュー

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三菱 eKワゴン

グレード:-

乗車形式:その他

評価

3

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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まじめ 真面目 マジメ :  街乗りにはek(いい軽)です  初代のMC後の個体を借りて帰郷してきました。  2001年の登場からその姿カタチはほとん

2011.9.10

総評
まじめ 真面目 マジメ
:
 街乗りにはek(いい軽)です
 初代のMC後の個体を借りて帰郷してきました。
 2001年の登場からその姿カタチはほとんど変わらずに11年(1度FMCしたことになっているが流用も多くほとんど見た目は変わらない、コストカットというのもあろうが、直しようのないほど良いデザインだったとも言えよう)。最近の車は空力性能を上げるためか、滑らかさを強調してグリル・ボンネット・フェンダー・Aピラーを連続的な面でつなげて、結果としてヘッドランプがツリ目になっている車が多くなっている。そうした中で、これらをせずに、角を際立たせてヘッドランプも四角いままのek。今見ても古い感じがしないのは、優れた機能的なデザインだからか、普遍的な形はいつまでも色褪せないのだろう。おかげでボンネットも見え、幅寄せもしやすい。立っているAピラーも右前の死角を小さくし(4度、今では普通だが、同じ世代の軽と比べると細くなっている)、またCピラーも細く死角も狭く能動安全性が高いと言えよう。
:
満足している点
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○ボディのしっかり感○
 車台は1998年発売のミニカと同じ。なのにでこぼこ道でも音を上げない。車重は約800kgだからミニカより100kgくらい重くなっている。かなりボディを補強したと思われる。現在は骨格から作り直して「軽く強く」が主流となっているが、当時コルトで「まじめ、まじめ、まじめ」を強調していたのを地で行っているように、古い骨格を地道にコツコツと補強していっている印象を受けた。。
○動くサスペンション○
 道路を蓋付U字溝が横切り段差になっている所を乗り越えても意外に大きな衝撃がない。軽にしてはだが。
 形式は前ストラット、後3リンク、形式自体は低コストを狙ったごく普通なものだが、形式だけでサスペンションの良し悪しが決まるものではない。大切なのは形式よりも、設計通りにサスペンションが動いているか、そのためのボディ剛性や取り付け剛性、立てつけの設計や組み立ての精度はどうかであろう。
 他の投稿で「トーションビームだからダメ」と形式だけでダメ出しするものが散見されるがいかがなものか。日本人はカタログスペックを絶対視する傾向がある。取り付け剛性や適正角度では補いきれない形式差というものもあろうが、メーカーは安直に高価なサスを使うのではなく、どんな形式のサスでも十分に設計・チューニングしてちゃんと動くように煮詰めてほしい。
○四角い荷室○
 長いルーフ長から広いラゲッジを想像するが、荷室長はさほどでもない。しかし、ホイールハウスの張り出しが少ないこと、リヤガラスが立っていることなどにより、いざという時に、荷物は積めます。
○MTを設定したこと○
 今回使用した個体とは関係ないが、MTの選択枝が増えたのはうれしかった。
○車高が絶妙○
 1550㎜。ワゴンRだと立体駐車場に入らないけど、ekならOK。アルトやミラよりはわずかに高く、屋根も広い。この素性、よく練られているなあと思います。ただ、1550に拘ったあまり、ワゴンRやムーヴほどには売れていないのも事実か・・・
:
不満な点
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×エンジンが惜しい×
 うるさい。120㎞/L以上は出す気になれない。
 最大出力/トルクが50馬力/6.0kgm。数値もさることながら実際の回転フィールも加速感もダイハツ、スズキのエンジンに届かない感じで、特に100㎞/hを超えてからの伸びが今一つ。ダイハツのKFエンジンなら120㎞/hからでもアクセルの踏みこみに車速がついてくるが、古い三菱3Gエンジンは頭打ちでエンジン音だけが苦しげに高まる。
×航続距離×
 燃費もイマイチ、12㎞/L。これも褒められたものではないが、タンク容量も問題。30L。
 片道500㎞を愛車ミラ(バン)なら無給油でタンク半分近く残して走り切るのに、ekでは満タンで出発してもみるみる残量は減り、夜中の行程でもあり、給油を予定していたSAのGSが閉店していたこともあって、アセリまくりました。実はこれが私の感じたこの車最大の短所でした。
×後席×
 膝前は余裕があってよいものです。悪いのは背もたれと座面の角度。背もたれが寝ているのに座面が水平に近いから、座っていて落ち着かない。そしてさらに悪いのが、シートベルトアンカー。3点式なのはいいとして、アンカーが前過ぎて上体を拘束できていない。衝突時、これでは上体の拘束が不十分で前席に激突しかねない。
 以上見てきた通り、ekはまさに街乗り用に作られた軽であると思った。街中限定なら、上に挙げた短所はほぼ消えるだろう。安全性能も環境性能も最新レベルには届かないか、持ち駒の少ない中で、視野やボディ剛性の確保などできることはやったぞ、という真面目さが感じられる。
「まじめ まじめ まじめ」
 昔、同じ三菱のコルトが登場した時のキャッチフレーズだ。ekもまさにこのフレーズが似合う車だと思った。いつまでも色褪せない車であろう。ただし街乗り限定・・・・・
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デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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