三菱 eKワゴン 「アンダーコーティングの２次効果なのか高速走行時も雨天時も騒音は以前のミラージュと変わらないレベルです。合わせてステアリング周りに余計な圧迫感を感じませ」のユーザーレビュー

アンダーコーティングの２次効果なのか高速走行時も雨天時も騒音は以前のミラージュと変わらないレベルです。合わせてステアリング周りに余計な圧迫感を感じませ

2012.5.26

総評

アンダーコーティングの２次効果なのか高速走行時も雨天時も騒音は以前のミラージュと変わらないレベルです。合わせてステアリング周りに余計な圧迫感を感じませんから、車幅感覚を除けば少排気量白ナンバー車と同等の感覚でドライビングすることが出来ます。結果として他社の最新車種と比較してみても特に不満な点はありません。なぜに低評価なのか理解に苦しみます。
スタッドレスタイヤでもろくにグリップしない深い雪のシーンでも安定性を感じることができ、ステアリングの切れや戻りも感覚的なものとのズレがありません。オンデマンド式４ＷＤですから、コーナー途中で前輪が滑り出せばリアも流れますが、それでも曲がれなくてどアンダーが出るよりは余程コントロールしやすく思います。
とはいえ、見た目の設計は確実に古いですから、他人にまで勧めようとまでは到底思いません。ただ、燃費志向のためだけでない旧来の感覚に近い操縦性を求めるのでしたら、その選択肢の１つとしても良い素質は持っていると断言できます。

満足している点

乗り込んだ瞬間、まずは収納スペースが多くて便利に思います。細かなものが特にうまく収まってくれます。
ベースグレードなのに、トップグレードとほとんど変わらない装備なのも嬉しいところです。他社のマニュアルトランスミッション搭載軽自動車にありがちな、同グレードでのCVT車とMT車に生じる装備の違いがｅＫワゴンには無い点も評価できます。今となってはコスト高のMT車のコストを抑えるための策だと思うのですが、特にＤ社ではCVT車にはあるタコメータがMT車では無くなるという格差（MT車差別！）があってどうにも納得できません。
シートの作りは、フラット時を意識し過ぎたかのようなほぼ平坦な作りながら、１日500kmの移動でも全く苦になりません。長距離移動で腰が痛くなるのはシートに問題があるのではなく、実はシートポジションに問題がある場合が大半です。腰が痛くなる人は、耐久レース仕様のシート角度を大いに参考にすべきです。
ETACSのカスタマイズ設定は、ユーザーに対する配慮としてもっと高く評価されても良いはずなのに、どの論評でも全く記述されていません。マイナーチェンジ後の追加装備のためかもしれませんが、それをフォローできるのも自動車専門誌のはず。確かに他社の手厚い接待と目新しさばかりが目に入ってしまうのでしょうが、ユーザー目線でもっとしっかり伝えることができる評論家は存在しないのでしょうか。

不満な点

普段のドライバビリティは全く問題ありません。高速道路でも、法定速度＋αまでストレス無く加速します。
しかし、いかんせん極少排気量車。エアコンをＯＮにしたとたん、パワーダウンだけでなくエンジンレスポンスも悪化するため、クラッチワークが非常に難しくなります。
他に気になるのは、ABS作動時の感触の悪さです。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験