デリカ スペースギア 1.5 2インチアップ 純正ショック

Question

12万キロのスペースギアの足回りがヘタリ尻下がりです(汗）

1.5か2インチアップ用のスプリングをもらいましたがショックの交換も必要でしょうか。

クリスタルライトルーフ？タイプは車体が重いんでしょうか。

宜しくお願いいたします。

Answer 1

スペースギアの足回りですが、社外品の車高ＵＰに対応したショックを、複数メーカー、実測にて調べてみました。ビルシュタイン、ランチョ、カヤバ、プロコンプと… 結局のところ、０－２ＵＰ対応という肩書きですが、長さ的には、純正ショックと何ら変わりなく。

なので、長さの問題だけなら、純正ショックでも、対応できる、ということになります。

しかし、車高が上がるということは、重心位置が高くなるわけで、横揺れが酷くなります。
ですから、車高を上げるという行為には、ショックの特性を見直すことも必要でして。
多くの場合、車高を上げる直前には、新車時からそれなりの年数・距離を走っている車ですから、ショックを新しくすることを奨められます。
なぜなら、ショックアブソーバーは、数年、数万キロでへたってしまうものなので。
社外品の多くは、純正よりも反発力が強いとか、容量が大きいなどの理由で、純正品よりもコントロール性がよいと思われていますが、社外品でなければならない理由はありません。
純正ショックだって、新品に交換すると、１０万キロ走行のショックに比べれば、劇的に改善します。

とはいえ、実際問題、予算の都合上、純正品よりも安価に手に入る、ランチョなどへ換装するユーザー様が多いようです。
ランチョも、以前はオイルショックでしたが、今のタイプはツインチューブになって、低圧ガスショックですから、特性としては、少し硬めになった印象もあります。

それともう１点、１．５か、２インチＵＰコイルというのは、新品時に、重量の軽い車体で、それなりに上がるだけです。頂き物とのことですから、前歴がわかりませんが、恐らく、現在装着されているコイルが新車時からの純正コイルであるなら、今よりは、少しは上がる程度と考えて宜しいかと。

クリスタルライトルーフ車は、少し重いです。エンジンがディーゼルなら、もう少し重いです。
でも、人員をフル乗車した場合、運転手１人だけで乗っているときに比べて、数百キロ重くなりますから、実のところ、メーカー側も、クリスタルライトルーフ車の重量まで考えて、部品を供給していません。エアロルーフでもサンルーフが付いていれば、クリスタルライトルーフ車と同じコイルスプリング装着ですから… しかも、サンルーフなし車よりもバネ定数が軟らかいため、さらに車高は下がる…

私は、キャンプなどで荷物を多く積むために、純正コイルを新しくして、さらに３０ミリスペーサーを入れてリアが下がらないようにしているつもりでも、積載時のリアの車高は、タイヤと車体の間にこぶしがやっと入るかかどうか。
仲間内では、２ＷＤ？？と言われますが…
（画像の隣の車は、サブフレームを組んだ１６インチＵＰ車）

ショックは、フロントはハイエース用のコニーを流用（ビルシュタインよりも山間部での追従性がよかった）して、リアはビルシュタイン（０－２ＵＰ対応品）、フロントのトーションバーは絞り気味でバネレート強化。（ひとこまコマかけかえて、前の車高は少し下げ気味仕様＝尻下がり対策）

結論から言いますと、ショックは交換したほうが、気持ちよく乗ることができるでしょう。

質問者からのお礼コメント

ご回答ありがとうございます！解からなかった事が全部解かって嬉しいです。
スプリング貰った人から多分クリスタルライトルーフだから微妙にしか車高上がらないよって言われていましたのでショックをどうしたら良いか悩んでいました。
純正16000キロ走行のショックを貰えるので新しく買う必要は無いですね。
本当にありがとう御座いました！

Answer 2

ショックの寿命は30000Km程度と言われています
交換しましょう
スプリングをかえても、ショックの抜けには対応できません。

また、純正ショックは1.5 2インチアップのスプリングには対応していません
ランチョあたりだと、一本8000円程度からあります。
スペースギアの場合、ショック交換は車体にもぐりこんで自分でできます。
スプリング交換はちょっとめんどくさいですが、私は自分でやってました。
フロントはトーションバーの絞り込みでOKです。