なすこぐまさん
メルセデス・ベンツ GLBクラス
グレード:GLB200d_RHD(DCT_2.0)
2020年式
乗車形式:マイカー
GLB200d 4matic 発売!! 迷えば買わない!? 40万差は回収困難!? 例の仕様変更に加え安全装備PRE-SAFE削除!? 納車は真夏!?
2021.2.22
- 総評
553万はFFと41万価格差。(※あっ!私は512万でしたが、今は518万でした~。)
知り合いのGLB AMG35(ガソリン)とGLA(ディーゼル)4maticとGLB 200d(デビューエディションFF)を比較した結果…
・峠道やコーナー攻める運転をしたい方にはガソリン4マテに軍配。(レースモードがあるAMGなら当然ですけど)
・重量増による軽快さと燃費は当然FFに負ける。
スキー場は観光地にあるので、間違いなくきちんと除雪され、FFでもなんら問題はありません。
では40万をプラスして、200dの4WDの必要性とは?
・今年の雪で4駆の必要性を感じた地域。
・メルセデスで林道や河原を突き進む真のブルジョア。
・ディーゼルのトルクや爆発感でガンガン攻めたい酔狂な趣味人。
・毎週の趣味が遠距離走行のウインタースポーツ。
200d4マティックは、評判の悪い仕様変更後のモデルとなってしまい、且つプレセーフもありませんので、250(4matic)を急いで買うか?MCを待つか?
誰が言おうと関係なく「ディーゼルSUVの4WDが欲しい!」という確固たるポリシーの方は後悔しないと思います。
いずれにせよ、FFか4マテかで迷っている方は待ちがベストかなと。
自分だって、雪が深くなると「4WDが安全だなあ。」とか、コーナーでヨロヨロすると「AWDのコーナリングがいいなあ。」と思うことがあります。
けど、冬になると欲しいけど夏になると要らないうのが4WD。もし走りを重視するならAWDという概念。
雪だけを考えると、年に数回しか必要性の無い4輪駆動で燃費や価格差を考えると、「FFで充分!」という雪国移住15年目にして思う結論であったりする訳です。氷河期が来たら考え直しますけど。(笑)
- 満足している点
北関東は東北まで20分。スキー場が近所に3ヶ所15分以内で行ける積雪地在住です。
しかし、どんなに寒かろうが立往生しようが温暖化は年々痛感するばかり。本当に雪が少なくなり、ここ数年の輸入SUVでは全部FFモデルでスタッドレスも買わず、遂にESCとオールシーズンタイヤで生活出来るようになってしまいました。
今年でさえ、200dのFFでスタッドレスタイヤは出番無し。
オールシーズン(ヨコハマとミシュラン)のスノーフレーク付のタイヤで、滑らずフツーに走れる。
アイス&ブラックバーンでは、スタッドレスタイヤ推奨(VRX2のみ)さすがにフワフワと滑る感覚があったので...、
インデュビジアルモード
以下に設定するとバッチリ!
・ミッション=マニュアル
・パワステ=スポーツ
・ESP=コンフォート
マニュアルでハイギアードを控え、路面と速度に合わせてギアをホールド。
スポーツモードのハンドリングで重くして、滑りを感じてもダイレクトに反応しない。
日本人が作った携帯が世界で負けた理由のひとつに、使わない装備がてんこ盛り!それは日本車にも言えることで、RAVの一番売れ線が4WDということからも「使わなくとも4WD。あれば1日のみの雪でも4WD。」という感じみたいな。(笑)
最近、国沢センセが同じことを感じていた記事が『ベストカー:国産は4WD「あり」が多数!! なぜSUVなのに欧州車は非四駆ばかり??』
https://bestcarweb.jp/feature/column/246311
やはりメルセデスは機械として、しっかり作られているので、乗れば乗るほど良くなります。今どき珍しく、慣らし運転をしっかりすることによって、かなり完成度の高いクルマになります。
7千キロ(のオールシーズンタイヤで平均燃費が18㎞)になりますが、新車の乗り味が消えないのが、「GLBを買って良かったなあ。」と思えることです。
- 不満な点
・今から予約しても納車はお盆の頃。
・40万プラスしても更にスタッドレスとホイールで40万。合計で80万の冬期仕様の費用対効果を求めるか?(しかもアイス&ブラックバーンでは、BSのスタッドレス以外はリスク高)
・そして、半導体減産の影響でプレセーフ(以下詳細)削除!(PRE-SAFEサウンドのこと?)
それにしても、メルセデスの安全性と引き換えに、4駆にこだわる意義と信念、必要性はあなたにはありますか(笑)
※上にも書きましたが、サウンドとか一部のみとセールスから聞いたような気もしますが、直接ディーラーにてご確認を。
【危険を察知し、万一に備えるPRE-SAFE】
危険回避のため急ハンドルや急ブレーキの操作をした際、安全装備の効果を最大限まで高めるため、次の機能を発揮します。
●電動シートベルトテンショナーの作動[前席]
●サイドウインドウなどの自動クローズ
・車内への異物侵入防止
・乗員の頭や腕が飛び出ての負傷の防止
●着座ポジションの自動調整[助手席]
現行GLB200dの安全装備の転載
・アクティブブレーキアシスト(歩行者/飛び出し検知機能付)
先行車、前を横切る車両や合流してくる車両、歩行者、路上の物体などとの衝突の危険性を感知すると、ディスプレイ表示や音でドライバーに警告します。必要な場合はシステムが衝突を回避するために強力な制動力を発揮できるようブレーキ圧を高めます。同時に、前席のシートベルトの巻き上げや助手席のシートポジション修正など、衝突時に乗員の最適な姿勢を可能な限り確保するPRE-SAFE®機能も作動します。ドライバーが反応しない場合、システムが衝突を避けられないと判断して、最大のブレーキ力で自動緊急ブレーキが作動します。衝突の回避もしくは被害軽減を効果的にサポートします。なお、交差点での車両飛び出しにも対応します。
・PRE-SAFE®プラス(被害軽減ブレーキ付後方衝突警告システム)
リアバンパーに設置されたレーダーセンサーが後方のクルマを監視して車間距離と接近速度から衝突の危険があると判断すると、ハザードランプを素早く点滅させて後続車のドライバーに警告するとともに、インジケーターによりドライバーに警告します。自車が停止中で後続車が十分に減速しない場合は、後方からの衝突に備えてブレーキ圧を高めます。これにより玉突き衝突の回避など二次被害の軽減をサポートします。さらにシートベルトテンショナーも作動させ、衝撃の影響の低減を図ります。
・PRE-SAFE®サウンド
システムが不可避の衝突を検知すると、車両のスピーカーから鼓膜の振動を抑制する音を発生させ、鼓膜の振動を内耳に伝えるあぶみ骨筋の反射収縮反応を引き起こします。
この収縮によって衝撃音の内耳への伝達を軽減します。
・あと、エアコンオフの送風(冬場は温かい)の内気循環が15分おきに外気に変わるので、空気清浄機は必須。
MBUXも「内気循環!」が一番多いやりとりですね~。
外気を入れないエアコンフィルターは無いでしょうか!?
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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走行距離7000キロでの平均燃費18キロ(オールシーズンタイヤで)
普段の燃費は15~25㎞。満タンで900~1000キロ
ナビで最寄のスタンドを案内するようなら、即!給油しないと危険(ギリギリな目にあった)
- 価格
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- 2020/7月 512万(FF)
2021/1月 518万(FF仕様変更)
2021/X月 553万(AWD)
- 故障経験
- 【慣らしは必要?】
5℃以下の暖気運転15分で油温30℃。3分走行後50℃へ。水温計は走行しないとほぼ動かない。
ご存知、ディーゼルは空気圧縮による爆発なので、夏場はもちろん冬場はせめて3分以上は暖気したいところです。
DCTは非常に滑らかなミッションです。もしギクシャク感や違和感を感じるようなら油温をきちんと温めて、上手なマニュアル走行をイメージしたアクセルワークでGLBも学習させて下さい。個体差で上手い下手がわかってしまうのです。(笑)
【まさかアイドリングストップ?】
ご存知、ディーゼルなのでプラグによる点火ではありません。燃料は点火の補助なので、アイドリングストップは苦手。アイドリング時、電圧は14.9V。冬場のヒーターや夜でも14.5V以下にはならない。
もし、あなたの電圧がそれ以下なら、アイドリングストップ多用による放電です。新車保証はありますが専用バッテリーなので非常に高価です。