こゆ&すいぱぱさん
メルセデス・ベンツ Eクラス ステーションワゴン
グレード:E220d ステーションワゴン スポーツ_RHD(AT_2.0)
2021年式
乗車形式:試乗
死角のないワゴンーメルセデスEクラスステーションワゴンに乗ってみた。
2023.3.5
- 総評
- セダンのW213はデビューしたばかりの2016年に試乗したことがあるが、ワゴンは今回初めて。
今回試乗したモデルはE220d Sportsでオプションなしの車両本体価格は946万円。
自分は普段V60CCに乗っているが、静粛性だったり乗り心地だったり、全てにおいてEクラスが一枚または二枚上手である。
さすがはイッセンマンエンのクルマである。
と言うか、イッセンマンも出して買うクルマが、自分のような単なるクルマ好き素人が乗って、ダメ出しできるようなクルマであってはならないので、良く出来て当たり前ではある。
恐らく自分は残りの人生で、あと1台か2台くらいしかクルマを買えないだろうが、そのうちの1台はこれがいいかと思わされる。
泊まりがけの旅行でストレスがない程度まで充電インフラが整うのがいつになるか不透明な状況なので、当面自分は内燃機関ベースのクルマを選ぶと思う。
買うならディーゼルモデルの5年落ち程度を狙いたい。
メルセデスもBMWも特別なモデルでなければ値落ち幅は大きめなので、5年経てば半額以下にはなっているはず。
やっぱりメルセデスはクルマ趣味の「上がり」だな。
- 満足している点
- 1. アイドルストップからの立ち上がりも含め、スムーズな駆動系。
2. 抑えられたロードノイズ。
3. 重厚感溢れる乗り心地。
4. 流石に広い荷室。
- 不満な点
- 1. 相変わらず左足が窮屈なドラポジ。
2. 妙に重たいステアリング。
3. AMGモデルでないと、シートベンチレーションが選べない。
- デザイン
-
3
- AクラスからSクラスまで、同じテーマのデザイン。特に言うことはない。
内装も6年前から変わりないが、ダッシュボードの高さを抑えて、横方向の広さ感を出しているのは、上手いと思う。
Eクラスでようやく、エアコンが3ゾーンになっている。Cクラスもそうして欲しい。
あと、革シートなのにシートベンチレーションが選べないのは、大いに不満。
- 走行性能
-
4
- いつもの2Lディーゼル+9段ATの組み合わせだが、マイチェン以降はISGと組み合わされており、Cクラスと同様にアイドルストップからの立ち上がりに一切のもたつきがないのは、すごいと思う。
ただ、ステアリングが妙に重く、手応えに少々人工感があるのは減点要素。
この辺はV60の方が勝っていると思う。
- 乗り心地
-
5
- 荒れた路面でもタイヤのざらつきが抑えられているし、ズシンと落ち着いた乗り味はメルセデスらしい。
これに乗ってから、同じ道をV60で走ると、やっぱりタイヤがゴーゴー鳴るし、乗り味はよく言えば軽快、悪く言えば少し落ち着きない感は、ある。
この辺は流石にクラスの違いを見せつけられる。
- 積載性
-
5
流石に全長ほぼ5mのクルマなので、5人乗車でも600L以上の荷室容量を誇る。
入口からリアシートに手が届かない。
- 燃費
-
-
- 短時間の試乗なのでチェックしていないが、メルセデスのディーゼルなので、相当燃費は良いはず。
- 価格
-
3
- 諸費用込みでイッセンマンエンの価値はあると思う。
ただ、自分ならとても新車では買えないので、5年落ちのモデルを半額以下で買う。
インフォテインメントや自動運転にはさほど興味がないので、多少古くても問題ない。
- 故障経験
- 試乗につき、割愛。