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【ネオクラシック体験隊】すべてに「いいもの感」が漂う熟成モデル、W211型ワゴン・アバンギャルドSの満足感

掲載 更新 4
【ネオクラシック体験隊】すべてに「いいもの感」が漂う熟成モデル、W211型ワゴン・アバンギャルドSの満足感

メルセデスは最良のツール、いまW211型・Eクラスの人気が再燃中!

 メルセデス・ベンツは自動車を発明し、発展させてきた老舗ブランド。多くのユーザーの憧れの対象となっている。魅力は道具としての高い完成度と、優れた安全性、そして入念な作り込みだ。メルセデスは豊富なラインアップを誇るが、最近、2002年から2009年まで販売されたEクラス(W211型)の評価が高まっている。すべてが電子制御化された最新モデルとは異なる独特の味わいが楽しめるからだという。

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 W211型は、1990年代に入り「クオリティが落ちた」と言われた先代(W210型)の反省を反映した意欲作だった。メカニズムから内外装の細部に至るまで、名車と言われるW124型(1986年~1996年)の思想を継承。すべてに“いいもの感”が漂う。今や全長がほぼ5mに達する最新モデルに対し、ボディサイズが適度なのも魅力だ。新しいEクラスからW211型に乗り換えるオーナーも珍しくないと聞く。

走りは重厚さと力強さが巧みにバランス、まさに逸品!

 なぜ、それほどメルセデス愛好家を魅了するのか、2008年式のE350アバンギャルドSを連れ出した。アバンギャルドSは2006年8月のマイナーチェンジで新登場したスポーティ仕様。現在のAMGラインに相当し、18inアルミ、専用ボディキット、本革スポーツシートなどのアイテムを採用している。パワーユニットは3.5リッターのV6DOHC24V(272ps/350Nm)、トランスミッションは7速ATを組み合わせる。

 走りは、重厚さと力強さが巧みにバランスしていた。市街地からワインディング、高速道路まで、どんな走行シーンでもドライバーを魅了する。ボディは驚くほどしっかりとしており、すべての操作系は滑らか。そして速い。現在のレベルで判断しても走りは一級品である。しかも実に運転しやすい。ボディサイズは全長×全幅×全高4880×1820×1500mm。大柄だが、新型Cクラス・ワゴン(同4785×1820×1455mm)とさほど変わらない。絶好の視界と相まってサイズを意識するケースはない。最小回転半径も5.3mと小回りが効く。

 上質な室内空間も魅力的だ。クッション性に優れたシートに身を落ち着け、重めのドアを閉めるだけで「もてなされている」と感じる。ワゴンはラゲッジスペースも広い。後席を立てた状態でも大抵の遊び道具は積み込める。後席の格納法は、シート座面を引き上げるダブルフォールディング式。シートバックを倒すだけの最新モデルと比較すると手間がかかるが、古き良き時代のワゴンの作法を守っている。
 W211型は、モダンさと伝統が味わえる究極のツール。愛着の湧く逸品である。

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みんなのコメント

4件
  • ワゴンはS211ね、いいクルマだったよ、新車から11年乗ったけど。
    決して小さいクルマではないんだけど、とにかく見切りが良くて運転がしやすいのが特徴だったね。
    特にラゲッジサイドのウィンドウが良く見えて死角に入ろうとする白バイも丸見えになるくらい(笑
    小回りもきくし、どこにでも入っていけるギリギリのサイズかな。
    ただの一度も擦ったことすらなかった、それくらい乗りやすい。
    あとはラゲッジスペースがフラットで広大、使いやすかったよ。
  • 形は今見てもカッコイイ。
    でもSBCだけはどうしても気になる。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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